橙野四流side
ー過去ー
俺には母さんがおらんかった。
いつも父さんと二人。
その父さんがろくでもないやつでな。
仕事はろくにしない。
虐待は日常茶飯事。
毎日家には知らない女の人が来ていた。
内容など聞きたくもなかったから、俺はいつも一番離れた部屋で寝ていた。
学校では毎日いじめられていた。
パシリ、暴力、カッターキャー、水をかけられる、物を隠される、机に落書きされるなど
この世の全てなんじゃないかってほどにいじめられた。
そんな生活から逃げ出すために俺は失踪することにしたんや。
紫崎七堵side
、、、。
ジェルくんにそんな過去があったなんて、、、
まるで俺と”正反対”。
ねぇあなたは俺の過去を聞いても怒らずに居れますか、、、?
Episode6正反対____












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!