コンビニにて魔プリンを買い 、急いでサリバン様の元へ帰ろうとしていた頃
念子がプリンの入った袋を奪ってしまった 。
大体の念子は物を盗むと直ぐに走って逃げるはず 。
が 、この念子はチラチラと振り返りながら歩いている …ということは 。
そう一鳴きして … 路地裏の中に入って行った 。
早めにプリンを取り返して … 用も済ましますか 。
念子は「黙って着いてこい」とでも言わんばかりに無視して進んでいく 。
ただ 、時々こちらを振り返り確認している所を見ると余程着いてきてほしいらしい 。
暫く着いていくと … 路地裏を超えて、謎の開けた土地についた 。
こんな場所 、地図には無かったはず … 。
見えたのは少し古びた … 本屋 、らしきモノ 。
売られているのは … 絵本なり 、分厚い本なりと多種多様 。
そして何処か 、近寄り難い雰囲気と … 、
「どうしても入ってみたい」という好奇心を擽るような外観だった 。
そう言うと 、念子は正直に直ぐ返した 。
ただの気まぐれか 、ここに連れてきたかったのか
恐らく後者だろう 。
私は悪魔 、ですしね 。
すると 、古びた本屋から1人の少女が出てきた
恐らく悪魔では無いだろう 。
何故なら 、体の色という色が無いからだ
質問完全に無視しましたねこの方 …
まあいざとなったら対応できますし 、今は乗ってあげるとしますか 。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!