てると視点
僕たちは小さな山を登って、頂上付近にある壊れた建物の近くに来た。
白を基調とした建物だったみたいで、像の一部や壊れた柱、壁などがあたりに散乱していた。
ただ、中央の建物だけは扉などは壊れていても原型は留めていた。
ダッ
突然、ばぁうくんが中央の建物に向かって走り始めた。
僕たちは全員中へ入った。
そこには綺麗なステンドガラスの窓、そこから差し込む光に向かって祈る女の子がいた。
その祈る姿はまるで物語に出てくる聖女様だった。
僕たちに気づいた時少し驚いていたけど、即座にこんにちはって言えるのは本当にすごいと思った。
あなたさんはなぜか悲しそうな顔を浮かべた。
このことはあんまり聞いちゃいけない、そう思った。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。