第8話

1人の少女
83
2025/07/05 14:19 更新
てると視点
そうま
痣に関する記録はないってわけじゃないな...
まひと
あんまり根強くは残ってなさそうだけど、隠した方がいいのは確かだね
しゆん
じゃああとは今日の泊まるところの話だな
ばぁう
それ言ったらこれからも、だけどな
てると
とりあえず、行ってないところ行ってみよう














僕たちは小さな山を登って、頂上付近にある壊れた建物の近くに来た。


白を基調とした建物だったみたいで、像の一部や壊れた柱、壁などがあたりに散乱していた。



ただ、中央の建物だけは扉などは壊れていても原型は留めていた。


まひと
なんの建物だったんだろ...
しゆん
さぁ?だけど敷地は広いから元々重要な場所だったんだろうな
ダッ


突然、ばぁうくんが中央の建物に向かって走り始めた。


てると
ばぁうくん!?
ばぁう
中に誰かいる...
そうま
え...?
まひと
使われてない場所なのに...?


僕たちは全員中へ入った。




そこには綺麗なステンドガラスの窓、そこから差し込む光に向かって祈る女の子がいた。

その祈る姿はまるで物語に出てくる聖女様だった。




あなた
...!
あなた
こんにちは


僕たちに気づいた時少し驚いていたけど、即座にこんにちはって言えるのは本当にすごいと思った。



てると
こんにちは
あなた
初めまして、アシあなたです
あなた
新しくこの街へ引っ越してきた方ですか?
そうま
そうです、今朝この街へ来たばかりで
そうま
俺は千萱そうまです
しゆん
千萱しゆんです
ばぁう
千萱ばぁうです
てると
千萱てるとです
まひと
千萱まひとです
あなた
よろしくお願いします!
ばぁう
ところでここってどういうところなんですか?
あなた
あー、昔使われていた神殿なんです
しゆん
てことは元々この街にも聖女や神官が…
あなた
はい…

あなたさんはなぜか悲しそうな顔を浮かべた。


このことはあんまり聞いちゃいけない、そう思った。



てると
あの、僕たち、その…急にこの街へ引っ越せと決まったので住むところがなくて…泊まる場所とか教えていただけませんか?
あなた
うーん…この街にはあんまり泊まる場所がないんですよね…あっ、なら私の家に来てください、元々旅館を営んていたので
そうま
いいんですか!?
あなた
もちろん!ご飯の準備など少し手伝ってもらえるなら…!
まひと
もちろんです!
あなた
ありがとうございます!






























涼華
涼華
May you be as happy as flower…

プリ小説オーディオドラマ