第28話

26🦋
15
2026/02/25 08:04 更新
その翌日。私は、馬車に乗り込み…死神調査へと向かった。
……やっぱり、馬車は慣れないわ…
お尻が痛い…
ムー
ムー
今回の依頼で向かう街は…中央と東の境目にある「カラン」という街なんですよね。
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
ああ、境目とはいえ、サルディス家が治める東の大地の街だ。
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
中央の大地の街とは違い、一風変わった街並みが見られるよ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
それに、東のの大地名産の珍しい調味料とかも多くて…料理好きとしては、興味を惹かれる街なんだよな。
ムー
ムー
もしかして、ロノさんの料理に新しいレパートリーが増えますか?
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
増えるかも知んねーな!
(なまえ)
あなた
それは楽しみね。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
いやぁ〜どんな飯が食べられるかワクワクするなぁ〜
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
ロノ。観光目的じゃないんだぞ?
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
まぁまぁ、ハウレスくん。少しくらい楽しんでもいいんじゃない?それに主様も、カランの街に興味がおありのようだしね。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
そうだぜ、ハウレス。せっかくの旅なんだから、ちょっとは楽しまないと!主様もそう思いませんか?
(なまえ)
あなた
ほどほどにだけど、楽しむのはいいと思うわ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
ほら!主様もこう言ってるし!
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
主様がそういうなら…まぁ、仕方ないが…ただ、この旅は「死神調査」が主であることは忘れるなよ。ロノ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
わかってるよ!はぁ……つーかよ、こんな依頼、俺だけいれば十分だったんじゃねぇか?
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
ん?やけに自信満々だな、ロノ。
(なまえ)
あなた
ええ、急にどうしたの?
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
いやぁ…だって、この間なんて、一人で余裕で天使を倒しちまったからな〜
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
ですよね?主様?
あぁ……あれね、私が倒しちゃった時のまた別の時に、現れたからその時はロノが倒したんだったわ…
その時は本当に頼もしかったけど…
(なまえ)
あなた
確かにロノは強かったわね、見惚れたわ(笑)
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
そ、そうですか…///
(なまえ)
あなた
ん?顔赤いわよ?どうしたの。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
いや、なんでも…
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
へぇ〜ロノくんは、すごいね。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
そんな、褒めてもなんも出ないっすよ。
と言いながら、何かしらでそうね。
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
はぁ…お前はそうやってすぐに調子に乗る…真に強き者は、自分の力をひけらかしたりしないものだ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
うっ……
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
その点では、もう少しバスティンを見習ったらどうだ?
あ、それ言っちゃまずそう…
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
はぁ?俺がバスティンを見習う?冗談やめてくれよ、どうして俺より弱い奴を、見習わないといけないんだ?
ほら、言わんこっちゃない…
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
はぁ…だからお前はまたすぐそうやって…
バスティン・ケリー
バスティン・ケリー
……
こっちは華麗に無視しているわ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
おいおい、あまりにも図星すぎて何も言い返せねぇか?バスティン。
バスティン・ケリー
バスティン・ケリー
………
ん?なんか様子が変…
バスティン・ケリー
バスティン・ケリー
ぐぅ……ぐぅ……
普通に寝てるわ…
無視してたんじゃなくて、ただ寝てただけだわ…
ムー
ムー
ば、バスティンさん!?……これは完全に寝てますね。
(なまえ)
あなた
ええ、普通のあの顔のまま平然に寝てるわ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
!!……こ、こいつ…
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
バスティンくんはどこでもねれるからすごいね。
(なまえ)
あなた
まぁ、そのことだったら私もよ。まぁ、本当に眠くて眠くて仕方ない時の話だけど…そんな時は少ないわ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
こ、この…キツネ野郎…そうだ……この隙にバスティンの顔に落書きを…
(なまえ)
あなた
こら、ロノ。人の顔に落書きしちゃダメよ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
はい…
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
ロノくんとバスティンくんは仲がいいのか悪いのかわからないね。
(なまえ)
あなた
ええ、同感よ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
は?何言ってるんですか?俺はこんなキツネ野郎と仲良くする気なんてありませんよ。
ムー
ムー
あ、あの…フルーレさん。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
ん?どうかしたのかい、ムー
ムー
ムー
前から気になっていたんですが……ロノさんとバスティンさんって仲が悪いんですか?
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
まぁ、見ての通り仲がいいとはいえないね…
ムー
ムー
やはりそうなんですね。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
まぁ、ロノもあの通り精神的に子供だし…バスティンはそもそも他人にあまり興味がないからね。バスティンは自分が強くなることにしか興味がないから、いつも一人でトレーニングばかりしてるんだ。……実際、バスティンの強さは、執事たちの中でもトップクラスだよ。
(なまえ)
あなた
へぇ、そうなんだ……
ムー
ムー
バスティンさんって、そんなに強い方なんですね!
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
そりゃあもう、すごく強いよ。執事の中でも一二を争うぐらい強いんじゃないかな?だから、ロノはバスティンにライバル意識があるんだと思う。
(なまえ)
あなた
ライバル意識ね…持ってはいけないと、いうわけではないのだけどね。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
まぁ、あの二人はよく比較されるんです。ロノも別に弱くはないけど、バスティンの強さが圧倒的で……その結果、事あるごとにロノがバスティンにちょっかいを出すようになったんです。
ムー
ムー
なるほど…そんな経緯があったんですね…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
それでもバスティンは基本無視というか…まぁ、一切気にしてない感じなんだけど…
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
おい!フルーレ!何こそこそ話してんだよ。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
ちょうどムーに「ロノは頼りになる」って教えてたんだよ。
(なまえ)
あなた
ええ、そうだわ(笑)
我ながら、ナイスタイミングだわ。
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
俺が頼りになるだと?そんなの当たり前じゃねぇか。全部、俺に任せておけば安心だからな。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
ははは……そ、そうだね…
ひ、引いてる……
ムー
ムー
あ、そうだ主様。一つ聞いていいですか?
(なまえ)
あなた
ん?もちろんいいわよ。
ムー
ムー
主様の頬には蝶々の模様がありますけど、それってなんですか?
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
確かに、最初に会った時から気になってました。
(なまえ)
あなた
あぁ……これ…
(なまえ)
あなた
これは、上位魔導士の証拠的なものよ。まぁ…ないのが一般的だけどね…
ムー
ムー
ん…?どういう事ですか?
(なまえ)
あなた
えっと……私の世界では、魔法は一般的なものだけど…この模様はないのが一般的なのよ…でも、魔法を出せる根源…『 魔力 』の量が一定な線を越えると、模様ができるのよ。まぁ、世界には3つの模様までしかないらしいわ。
ムー
ムー
へぇ!じゃあ、主様は2つ模様がありますから、すごいんですね!
(なまえ)
あなた
ええ、一つの模様だけでも天才扱いなのに…三つとなったらもう神扱いじゃないかしら。まぁ、二つは………魔法の神に選ばれしものね。
(なまえ)
あなた
あ、ちなみに…この模様は魔力が増えるとその模様も増えるのよ。
ムー
ムー
そうなんですね!
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
へぇ〜そうなんだな〜
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
そうだったんですね。
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
さすが、主様ですね。
(なまえ)
あなた
そこまでは、すごくないわ。
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
そういえば、フルーレくん。君がこういう依頼に自分から参加するのは、本当に珍しいね。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
やっぱり、迷惑でしたか?
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
いやいや、そんなことはないよ。ただ、フルーレくんはこういう依頼はあまり得意じゃなかったような気がして…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
え、えっと…最近、俺ももう少し強くなりたいなって思って…
なるほど、昨日は何かあったのかと思ったけど、違ったのね。よかったわ。
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
フルーレがそんなことを言い出すなんて意外だな。それなら俺が、たっぷり稽古をつけてやるぞ。
………それだったら、この可愛い顔に……む、ムキムキに…???
それだけは絶対却下ね。
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
え、えっと…それは……
(なまえ)
あなた
なら、私が稽古をつけるのはどうかしら?
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
……
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
……
ルカス・トンプシー
ルカス・トンプシー
……
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
……
ムー
ムー
……
バスティン・ケリー
バスティン・ケリー
……z Z
(なまえ)
あなた
……?
何かいけなかったかしら…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
いや、主様に稽古をつけてもらうのは……ちょっと……
(なまえ)
あなた
あら…やっぱり、頼りないのかしら…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
ち、違います!!!
(なまえ)
あなた
そう……でも、フルーレが嫌がるならしょうがないわね…
ちょっと残念だわ…
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
うっ…(そんな純粋な目で見ないでくださいっ!!!断った罪悪感半端ないですよっ!!)
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
あ、あ…やっぱ!主様!稽古俺につけてくださいっ!!
(なまえ)
あなた
あら?やる気になったの?それなら大歓迎だわ。
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
……フルーレ…俺と主様の差はなんだ
フルーレ・ガルシア
フルーレ・ガルシア
……
ロノ・フォンティーヌ
ロノ・フォンティーヌ
ハウレスの稽古はきついだからだよ…
ハウレス・クリフォード
ハウレス・クリフォード
ハウレス「さん」な…?でも、そんなにきついか?
普通にきついと思うわ…
まぁ、色々とあり……私たちはカランの街についた。

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