その後、私は…バスティンやロノに用事があり…一階の執事室にいった。
そうしたら…
……仲がいいわね…邪魔しちゃ何だから…今はやめておきましょう…
……ちょっと、会話聞いてようかしら…
あら、仲が悪いのかしら…
そうなの?意外だわ…
いい人じゃない…でも…
……私もそういうの嫌いだわ…自力で解決したいもの。
そこはちゃんと受け取りなさい…
審問会…?あぁ……だから、ルカス…正装らしきものを着てるのね…
貴族にでもあってきたのかしら。
あ、ラトのことね……やっぱりこうなるのね。
あら……確かに、泣きべそかいてたわね…それは見物だったわ…
目が腐ったけど。
は?ざけんなや。
……悪魔執事のおかげであんたら生きてんだろ?天使から守られてんだろ?
そこは感謝しろよ…!
全くその通りよ…
そうね……権力争いは…ほんと、見てて呆れるわ。
それはそう。(即)
……よかったわ…
本当に、よかった…
特別な依頼……?何かしら…
今のうちに心構えしておきましょう…一緒に行くのは前提だもの…
みょ、妙な噂……?なんなのかしら…
さっきから思うけど、私ずっとベリアンと同じ反応しかしてないわね…
え?待って、死神???
さっき死神って言った???
待って待って、この世界にそんなわけわかんない存在いるって聞いてない!!
だって、死神=意味不明=怖い=幽霊ってことじゃない!!(?)
無理無理無理、近づくのすら無理だわっ!!!
って………お、落ち着きなさい…じ、自分…
し、死神のことなんてただの噂でしょ…?
取り乱さないで…
待って、それ普通に死神じゃなくてただの変質者か不審者あたりかしら…
それなら、まずは行けるわ!!!本物の、死神だと言ってももうどんとこいよ!!
……絶対一緒に行くわ。そんな危ない場所に行かせてなるものか。行かせると言っても、私も絶対一緒に行くわ。だって、悪魔の力を解放できるし…さいあく、私の魔法でなんとかなるかもだし…
全くだわ。
そんなことないじゃない、なんでわざわざあんな怖いところに行かなきゃいけないのかしら?????
よし私はさっさと、自分の部屋に戻りましょう。覗いてたのバレたら普通に嫌われるわ。
そして、早く部屋にでも帰って覚悟を決めましょう。(真顔)
シュタタタタ……
パレス自室
死神???は?ふざけてるのかしら????
まぁ……もう、落ち着きましょう…深呼吸…深呼吸…
よし、覚悟ができたわ。
それに落ち着いた。
コンコン…
……きたわね。
そのまま私たちは、部屋を後にした。
パレスの玄関
毎度安定の過保護ね…
例の日……?
………何が近づくのかしら、この日近く…特別なことは……
……満月しか思い浮かばないわ…
何か、関係でもしているのかしら…
………アモンもいないのね…大丈夫かしら…
……いつ考えても、不気味な依頼ね…
そんな軽いノリのあなたが羨ましいわ。
本当にあなたたちが羨ましいわ。




















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。