壱馬side
見ました?あなたのインスタ。
びっくりしましたよ。
俺のインスタのコメ欄にあなたのインスタ見てってあるから見てみたらあれ。
確かに最近そんなに会えてないけど。
まさかあなたからあんなこと言われるとは思わないじゃん?
今日からツアー始まるから会えるんだけど。
あなたは大体いつも最後の方に来るからまだか。
なんて思って携帯をいじってた時。
あなたに後ろから目隠しをされた。
声を変えずに来たあなたはわかって欲しくてそうしたらしい。
なんか様子がおかしい。
あなたはそう言って抱きついてきた。
こんな甘々なあなたメンバーの前で見た事ない。
会わないとこんなんになるんだ。
気をつけよ。
メンバーに可愛さバレる。
まだ陣さんLIKIYAさんと瑠唯さんしか来てない状態。
騒ぎ立てるメンバーもいないから静か。
あなたは寂しかったのもあると言った。
俺がいない間、結構色んな人とご飯行ったりしてるのは知ってるんだけどな。
インスタ上がってたし。
玲於さんとか、岩さんとか、TAKAHIROさんとのも上げてたな。
かぶせるように言った、。
あ、本調子になってきた、
可愛いのに、まあそろそメンバー来るし。
そして楽屋に入ってくるメンバー。
噂をしてた翔平はいつも通り1番最後。
ツアー初日の今日はみんな気合が入ってる。
そしてツアーも大盛り上がりでまくをとじた。
北人がいつでも取るからね?と言ってきた。
絶対に取らせないし。
自信があるとかじゃなくて、あなたが北人に行きそうになっても力づくで俺を好きにさせる。
マネージャーからあなたはまた1人の部屋らしい。
もう俺と付き合ってんだし俺と一緒の部屋じゃダメなのかと聞くとけどダメらしい。
まあ結局俺があなたの部屋行くんだけどさ。
あなたを連れてホテルにつき、部屋に入れる。
どんな夢見てんだよ。
俺は今目の前にいるよ。
あなたをベットに寝かして、そっと部屋を出た。
俺も部屋に戻ってゆっくりしてると、扉のノックの音が。
本調子になってる。
じゃあ意地悪しよっかな。
そう言うとあなたは焦ったようにした。
焦ってるあなた見るの好きなんだよな〜。
ドS?知らん知らん。
照れたように下をみながら話したあなた。
なんだ、素直さちょっと残ってんじゃん。
そういうとあなたは部屋に入って、ベッドに入って早速爆睡。
まあそんなとこも可愛いか。
そう思って、あなたの隣に寝っ転がって、俺も寝た。
まあこの現場を誰も見てない訳じゃなくて。
ドンッ
あなたの特技は、起こしてくる人によって寝相が酷くなることです。←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。