第36話

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2025/10/12 11:30 更新
火事だー!!!!!!

どことなく聞こえてきた、そんな声
その時俺は、両親と離れていた。
そして、目の前で火の気が上がり、
大きな音を立て爆発した。

『いたっ、、!』
『やだ、っ、パパッ、ママッ、たすけて、!!!泣』
『こわいよっ、泣たすけて、、!!泣』

初めて見る大きな赤い炎
その時ばかりは好奇心ではなく、
ただ、死ぬかもしれないという恐怖に呑まれた。

『もうわがままいわないからっ、たすけて…泣』
『ごほっごほっ、けほっ、!!!』

また一段と炎が大きくなり、
熱波が顔に当たった。
その時に、爛れる感じと痛みと、
何かが流れていく感覚がした。

その後、救出してもらい病院についた時に聞いたのは、
中程度の火傷。
少し治療を行って、ある程度は治った。
けど、その傷跡は俺のコンプレックスで。

それから俺はメイクをして生きるようになった。

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