その日、空は青く晴れていた。
雲は高く、風は穏やかで、国境線の上を越えてもなお、何一つ変わらないように見えた。
見えない糸が、いつからか世界を縫い始めていた。
会議室の天井に吊られたシャンデリアのように、誰もが「そこにある」と知っていながら、
落ちる瞬間まで、誰も疑わなかった。
世界は狂気によって再編される。
だがそれは、銃声や爆撃から始まるとは限らない。
静かな朝。
冷めない紅茶。
笑い声のある日常。
そのすべてが、嵐の中心にあった。
これは、
血と、紅茶と、人形の物語。
そして。
「壊れなかった者たち」が、選び直すための、最初の一日。
この物語を読む際の注意
政治的意図はありません。
東方×カントリーヒューマンズのクロスオーバーです。
かなりのカップリング要素があります。
グロ要素もあります。
それでは、次のお話をお楽しみに👋












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!