第8話

第7話
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2022/09/15 09:18 更新
俺は俺の大事な人を守れなかった。

絶対に守ります。そう約束したのに、その約束を俺は踏みにじってしまった。

だから俺は今度はそうならないように。大事な人に託された彼を守りきる。そう決めた。

もう失敗はしない

全ては、零さんのために


深澤辰哉の過去
fk side
深澤辰哉
まず、佐久間の父さん知ってる人ー?
岩本照
はい
佐久間大介
確か照だけだよ
深澤辰哉
え?そなの?
佐久間大介
うん。
深澤辰哉
じゃお前の父さんの話からだな
深澤辰哉
こいつの父さんは佐久間零さんね。ここの組は元々殺し屋で、そのトップが佐久間の父さん、つまり零さんだったわけよ
深澤辰哉
んで、俺は零さんの側近。俺は佐久間の父さんの部下だったって訳よ
深澤辰哉
んで、昔俺がヘマして佐久間の父さんを助けれなかったことが俺の過去かな。
数十年前。
俺は零さんに気に入られて零さんの下に着いた。
昔は今と違う武器で、長距離ではなく近距離での戦いが多かった俺はいつも零さんのそばで援護や護衛をしていた。
また、零さんの息子である佐久間の世話も頼まれていて、昔はずっと佐久間のことを若って呼んでた。
ある任務で、俺たちは同じぐらいの強さを誇る組と戦うことになった。一触即発。誰かがヘマをすればそっちが負ける。そんな状況の中で俺は、相手のボスを殺し損ねた。そして、そのせいで零さんは脇腹を打たれ致命傷をおった。
昔の深澤辰哉
ごめんなさい…零さんッ…
佐久間零
気にするな。仕方ないことだ。誰にでもミスはある。
零さんはいつでも俺に優しかった。俺が何回も同じことでミスをしても怒らないし、俺のせいで致命傷を負っても尚俺の事を攻めることはなかった。
まともに歩けない零さんを背負いながら外へと抜ける道を進む中で零さんはこんなことを言った。
佐久間零
大介を頼んだ。
昔の深澤辰哉
零…さん?どういうことっすか?
佐久間零
君だけでも逃げなさい。ここにいては2人とも死ぬ。せっかく取れたあの組の情報だ。警察に届けてきなさい。
佐久間零
私の最後の命令だ
昔の深澤辰哉
でも、それじゃ!
佐久間零

ボスの命令に背くつもりかい?
昔の深澤辰哉
ッ!
佐久間零
行きなさい。次の組長は私の息子大介だ。次の当主の護衛も長年私に務めてきた優秀な君に任せるつもなんだ。
昔の深澤辰哉
はいッ…グスッ
ボロボロとながした涙と共に意を決した俺は出口の方へと走り出した。振り向いてしまったら、立ち止まってしまったらあなたの最後の命令に背いてしまうような気がしたから涙で霞んだ視界で前だけを見ながら走った。
外に出た時、遠くで銃声の音が鳴り響いた。そしてありがとうという声が聞こえた。


冷たい風を受けながら俺は感謝を風に乗せて、自分のアジトへと足を踏み込んだ。
深澤辰哉
俺が今でもさくちゃんに過保護なのは零さんの願いっーか命令なんだよ。だから俺は自分の命に危険が及んでも、さくちゃんを守りきるからね
佐久間大介
ふっか…
佐久間大介
まぁー確かに当時10歳だった俺にとっては思い出来事でもあったけど、ふっかがいたから今の俺がいるんだよねー
深澤辰哉
今の組があるのもそれが関係してる?
佐久間大介
そー。結果的に父さんを殺した奴らはまだ見つかってないからその仇を打つためにこの組を作って殺し屋の殺し屋をやるって決めたの。
深澤辰哉
最初はこーじだったな笑
向井康二
せやなぁ〜俺が行った時誰もおらへんかったな〜
渡辺翔太
ちょっとまて!佐久間。お前いつから殺し屋なんだ?
佐久間大介
小学校高学年で人殺したよ?基本的な知識は父さんに入れられたし
深澤辰哉
さくちゃん初めて銃持ったの0歳の時だからねー
佐久間大介
なんで知ってんの?
深澤辰哉
零さんが自慢してきたんだよ笑
佐久間大介
そーなんだ
深澤辰哉
ちなみに俺は15歳でここに来たんだぜ
向井康二
確か俺の次が照兄やんな?んで、しょっぴー、舘、めめ、ラウやんな?
宮舘涼太
阿部は?
深澤辰哉
あ、確かに俺も知らねぇわ
佐久間大介
阿部ちゃんも俺の父さんの幹部だよ
深澤辰哉
へ?
阿部亮平
俺ずっと隔離されてたからね〜零さんにはお世話になったよ
佐久間大介
俺の1番古い親友かもねー
目黒蓮
めっちゃ気になる
佐久間大介
じゃあ阿部ちゃん行こうかー
阿部亮平
おっけー
次回、阿部亮平の過去

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