女子生徒N︙今日もお美しい姿でしたわ…ジェイド様
女子生徒E︙えぇ本当に…思い出すだけでも、鼻血がっ
男子生徒Q︙な、なぁ朔間…ちょっといいか?
男子生徒Q︙俺これから大事な用事があって
男子生徒Q︙こ れ、運んでくれない?
男子生徒Q︙マジ?ありがとう
-廊下-
類の手には4クラス分の大量のノートがあった
一番上のノートは今にも落ちそうになっている
階段でも何でもない所で転んでしまった
類の周りには沢山のノートが散らばっている
小さな舌打ちをしながらも、ノートを拾っていると…
二人でノートを拾っていると…
ジェイドの手には
[1−6 朔間類]
と書かれたノートがあった
フロイド&ジェイドside
“ため息ばかりの日に”
男子生徒R︙リーチくん?!は、はい
男子生徒R︙朔間〜リーチくん達が呼んでるよ
クラス全員が類の方を見る
周りからの視線が怖くて怖くて…たまらなかった
震える手で髪を耳にかけて目を合わせた
“幼なじみは”
フロイドとジェイドは類の手を取って走り出してしまった
“再開する”
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。