竜崎とあなたの名字は、「とんでもないことになってしまった」と思っていた
「いっちょもんでやれー!!」「ぶっ殺せー!!」などの声が上がってくるのを聞いて、竜崎は余計越前が心配になった様だった
佐々部はコートのネットを「ギシ、ギシ」と掴みながら、挑発する様に越前に言った
だが、そんな佐々部からの挑発にも越前は動じなかった
佐々部はラケットでボールを打った
越前はそのサーブをサラッと見ただけだった
あなたの名字を除く佐々部の仲間達が笑っている中、竜崎とあなたの名字はドキドキした様子で見ていた
越前は少しも動じず答えた
佐々部がまたボールを打った
佐々部のサーブは、越前にいとも簡単に返されてしまった
あまりに速く移動したので佐々部はもちろん、竜崎も、佐々部の仲間達も、あなたの名字も、その場にいた者達は皆驚いていた
越前は佐々部が言い切る前に言った
越前の言葉に佐々部はプツンときた
佐々部もついに本気になったのか、ボールを思いきり打った
だが、そんな佐々部のボールも越前はいとも簡単に打ち返してしまう
越前の打ち返したボールをギリギリで打ち返すことができた佐々部
そして、越前は佐々部の股の下に「ドシュ」とボールを打ち返した
佐々部は唖然とした様だった
佐々部は、少し強がってそう言った
佐々部はまた越前に遮られた
佐々部はそう吐き捨てた












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!