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第23話

僕らカラフルピーチ。
1,405
2025/09/11 12:41 更新
みんなでパーティした次の日。
朝ごはんの食卓に行くと、
お姉ちゃんがいた。
私達が寝ている間に帰ってきたのだろうか。
(なまえ)
あなた
お姉ちゃん。
(なまえ)
あなた
帰ってたの?
えと
うん。
えと
26:00くらいだったからみんな寝てたし、
えと
起こすのは気が引けたからさ。
お姉ちゃんは、
寝てないわけじゃないよ。
と言うけれど、ひどく疲れ切った顔をしている。

みんながいつも通り話しながらご飯を食べていても、
今日のお姉ちゃんは相槌を打ったり
軽く返事を返すだけ。
変だなと思いつつも、私も食事をしていると、
じゃぱぱさんが、
じゃぱぱ
今日、自己紹介動画撮ろうと思うんだけど、いい?
と言った。
みんな、大喜びなのに対して、
お姉ちゃんは上の空。
すると、お姉ちゃんが口を開いた。
えと
急にごめんなんだけど...



































嫌な予感がした。
えと
私、実況者なるの......やめていい?











(なまえ)
あなた
!?
どぬく
え?
なおきり
なんで...
じゃぱぱ
えとさん......?
もふ
何、言ってんの?
みんな愕然としていた。
えと
別の職業に就こうと思ってさ、
えと
大学も行きたいし......
お姉ちゃんは眉をハの字にして笑っていた。
力なく、笑ってた。
その表情には陰りが見えた。
えと
ずっと、迷ってたんだ...
えと
だから私、活動...しない。できない。
えと
普通の、事務とかに...なるよ。
るな
えとちゃん...なんで......??
ゆあん
嘘、だよな...?
えと
ごめんけど、嘘じゃない。
えと
今日でシェアハウスも出るよ。
馬鹿だな、私。
そんな声が聞こえた気がした。
シヴァ
それ、えとさんの本音?
シヴァさんはこういうとき至って冷静で頼りになる。
それに対し、お姉ちゃんは頷いた。
えと
ホントだよ。
のあ
シェアハウスには、いてもいいんじゃないですか...?
のあ
私、えとさんとかみんなと居たいよッ...?
のあさんがしどろもどろに尋ねる。
それさえもお姉ちゃんは首を振った。
えと
ごめんね。











(なまえ)
あなた
嘘だ。
えと
えッ...
(なまえ)
あなた
嘘だよね。お姉ちゃん。
えと
嘘じゃないって...
(なまえ)
あなた
じゃあ、なんでそんなに苦しそうなの...??
えと
え...?
お姉ちゃんは、今にも零れ落ちそうなほど
目に涙をいっぱいに溜めていた。
それが、お姉ちゃんの頬を濡らす。
(なまえ)
あなた
嘘、バレバレだよ...
えと
...ははッ、
お姉ちゃんは絞り出すような声で
笑った。
えと
ほんと、ばかみたい。
えと
私、やっぱ嘘吐くの下手っぴだ...
たっつん
正直、俺あんま空気読めんから言うのもなんかあれやけど、
たっつん
えとさんの本当の気持ちを尊重してほしい
って言うんが俺の意見かな
うり
そんで、えとさんの気持ちは??
みんながお姉ちゃんをまっすぐ見て、
お姉ちゃんの瞳は揺れた。
えと
みんな、いいの...?
全員が大きく頷いた。
気持ちはみんないっしょだった。
えと
我儘で、ごめんねッ、
えと
私、やっぱり戻っても...いいですか...?!
「「おかえりなさい!!!!!」」
やっぱり私達。
友達だ。
















ううん、違う。




友達で、仲間で、ライバルで、家族なんだ。
それを、言葉では表せない。
でもこれが、"からぴち"なんだ。
〜数年後〜
じゃぱぱ
ちょ、もふくん画角入ってないかも。
じゃぱぱ
みんなもっと寄って〜
じゃぱぱ
こっち見て〜









じゃぱぱ
はいどうもみなさんこんにちはじゃぱぱです!
のあ
のあでーす
たっつん
たっつんでーーーす!!
ゆあん
ゆあんで〜す
シヴァ
シヴァでーす
どぬく
どぬくですっ!
うり
うりでーす
えと
えとでーす
ヒロ
ヒロでーす。
なおきり
なおきりですッ!
もふ
もーふでーす
るな
るなでーす☆
(なまえ)
あなた
あなたの活動名です!












せーの...
「「カラフルピーチでーーーーす!!!!!!!」」

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