ザァァァ…
ポツポツ
これは、いつかの雨の日…。
「あんた何か産まなきゃ良かった…。」
「___の邪魔だ。絶対に___に会うないいな」
「何であんただけ固有魔法が__じゃないのよ!あんた何て__家の恥よッ!」
バッチン!
殴られる打たれるが私の日課…。
いつも薄暗い地下牢に閉じ込められていた…。
だけどそれも今日まで…。
捨てられたのだから
ザァァァァァ…
コクッ
縦に首を降った…
名前…良く分からないもの…
でも初めての贈り物…。
必要…初めての言葉どんな意味か知らない…。だけど嬉しい…。
今この瞬間から全ての歯車が動き出した…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。