第2話

フタツの星
157
2026/04/04 10:46 更新
『Sternenlicht』本部、ボスとアンダーボスの執務室。

人が入るのは報告の時だけ。
つまり、二人きりの時間が多い。

ある時、すいせいからあなたに話しかけてきた
星街すいせい
星街すいせい
ねぇ、あなた
(なまえ)
あなた
…なんですか、ボス
星街すいせい
星街すいせい
敬語はやめて。いつも通りでいい
(なまえ)
あなた
……何の用?
星街すいせい
星街すいせい
明日、幹部会議がある。
星街すいせい
星街すいせい
あたしがあなたのフリするから、あなたはあたしのフリして
(なまえ)
あなた
……わかったよ。
星街すいせい
星街すいせい
ん、いいの。
(なまえ)
あなた
……で、なんで毎回やらせるの?
星街すいせい
星街すいせい
……。
気まずい沈黙が流れた。

それもそうだ。すいせいはSub。誰にもバラして居ない一人だけの、自分だけの秘密。ここで言ったらどうなるだろうか。

すいせいは、ひとまず嘘をつくことにした。
星街すいせい
星街すいせい
…あんたの方がGlareが強いから。
星街すいせい
星街すいせい
…あたしは、まだまだそういうの使いこなせないし。
(なまえ)
あなた
本当は?
星街すいせい
星街すいせい
え?
(なまえ)
あなた
嘘ついてないんだろうね、それ。
まずかった。

あなたの根っからの支配者気質___Domの本能が、嘘をついて居ないか確認していた。
星街すいせい
星街すいせい
ついてるわけないじゃん。
いや、ついていた。思いっきり。

だがあなたは大人しく引いてくれた。
(なまえ)
あなた
……ならいい。『いい子だね、ボスは』
コイツは無自覚にCommandを使った。

『いい子』___『Good Girl』に値するそれは、普通PlayでSubがDomの命令をしっかり実行できた時に言う、褒めの言葉。

だがコイツは無自覚に使った。
星街すいせい
星街すいせい
……っ、
(なまえ)
あなた
…?どうしたの。
星街すいせい
星街すいせい
い、いや、なんでもない。
『Sternenlicht』のボスは、今日もSubだということを隠して生きていく。

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