……結局お泊まりをすることになった。
お姉ちゃんには内緒にしてくれるらしい……から、
まだ…いい、かな
そして今、またセカイ?とやらに来ている
正直なところ、まだ少し怖い
そう言ってミクはわたしに優しく微笑みかけた
……彰人の、友達…かな
僕はささっとミクの後ろに隠れた
そう言ってにこりと微笑んだ
いいひと、なのかな
……彰人が少しムスッとしている気がする
あいぼう?なんで?
うた?
……僕はもう歌えないからな
あの時 からずっと。
僕は少し俯いた
どう、答えたらいいんだろう
あおやぎさんは少し悲しそうな顔をした
そう言って少し微笑んだ
そして僕らはいろいろな話をした。
…まあ彰人の話がほとんどではあったが。
僕がそう言って笑うと、冬弥も嬉しそうに笑った
僕の後ろにいつの間にか彰人が立っていた
2人は和気あいあいとしている。
僕はぎゅっと唇を噛んだ
嫌な記憶より先に痛みが来る。
大丈夫。だいじょうぶ
昔の、仕舞い込んだ記憶が流れ込む
…俺は、
昔、ある罪を犯した
















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!