その昼、私はポアロから出た後、米花町を歩いていた
そう、今新一くんの家などを周っている
久しぶりの新一くんの家だし、少し入ってもバレやしない…かな?
私は新一くんからもともと合鍵をもらっていたのでそれで開けようとした…
突然声をかけられた
後ろからの気配に気づけなかった
というか、、、いたか、、、?
なんか、、うん、、、変装してそう(?)
あれ、、、そういえば、、、
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いつかの記憶
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とか何とか言ってたなぁ…
私はお辞儀をする
相手の方、昴さんは不機嫌そうな顔で
と、問いかけてきた
え、怖いよぉ、、、、
するとその人は、ハッとした顔でこちらを見て
と、何かを考え込んでいる様子だった
そう、優しく手を引っ張る
ガチャッという鍵が締められる音が聞こえ
私は客間へ案内された
周りを見るが、全て綺麗に手入れされており、ホコリ1つない
そう言って変装をとくと、長髪のまたもや美形男性と出会った
私は思った感想を素直に告げた
やっぱりということを疑問に思った秀一さんは
まさか当たるとは思っていなかった、とは言ったものの、やはりびっくりするものだ
その人はバレてたか、と言い、
と聞いてきた、
どうしよ、勘って言ったら呆れられる…かな?
その時私はあることに気づいた
と、半分嘘をついた
そして、私らは雑談をしていると
ある人達が来てくれた
私は深く頭を下げる
そう褒める
近くで見ると本当に美人なのだ
私はいつも、このような感じで2人と喋ることがよくある
と、言いかける途中、私の電話が鳴る
2人(赤井さんと優作さん)も頷いてくれて、私は電話に出る
なんか心配して損したわ
私は今すぐにでも、3人と話したいというのに…
嫌な予感がする、と思い、真剣に聞く
今なんて言った、なんて、どす黒い声で言う
それぐらい私の情緒は安定しなかった
園子も涙をこらえるのが限界だったようで
そうして電話を切る
私は慌てていた心を平静に正そうとするが
そんな余裕なんて無かった
そう優しく2人は言う
頷きながら、焦って出していた荷物をしまおうとするが、なかなか入らない…
そして、赤井さんは口にする
私はその一言で平静を取り戻す
私は走って蘭の病院とその部屋に行った
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!