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小説
ノート
日常で使えるけどテストには出ない言語の知識
【古典】廓詞
廓詞(くるわことば)といえば
またの名をありんす言葉ともいい
江戸吉原の遊郭を中心に遊女たちの間で使われていた独自の言葉
見世(みせ)によっても異なっていて
「おす」や「どす」の見世もあったとか
遊女はたいていお金のために売られてくる人たちで
地方の農村部から来ることが多く、訛りを消すために遊郭内で共通語を作り、禿(かむろ)の時代に教え込んでいたとか
年季を迎えて遊女を卒業しても抜けない、まさに吉原の「方言」やったそうな
この廓詞今でも曲や漫画に出てくることも多