第90話

転機のchopstick
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2025/05/17 12:47 更新


作曲のダブルメジャーを始めて数ヶ月が経ったころ、あなたは先生にfeedbackを貰いつつ、課題をこなし、さらには自主制作としてたくさんの曲を作るようになっていた。




あなた「こんなもんかな…」





今日はようやく、とある日本のガールズグループをイメージした曲を作り終えたところだ。





最近あなたの名前(カタカナ推奨)は、作詞作曲した曲をダメ元で日本や韓国の芸能事務所に送っている。
今回もダメ元で、デモを送ってみようとしているところだ。






あなた「よし、いってらっしゃい。聞いてもらえるといいね〜。送信!!」







それから数週間後、あなたの名前(カタカナ推奨)の元に、一通の返信が届く。





あなた「え!?返信きてる!!!!」



朝眠い目をこすりながら、紅茶をすすっていたあなたの名前(カタカナ推奨)は一気に目が覚めた。





あなた「んーとなになに……?
あなたの曲を所属アイドルの…活動曲として使用したい…
んぇ????? え???????」





待って待って待って待ってそんなことある!?
いやそれを狙ってたけど、狙ってたけど…





あなた「私が、アイドルに曲を提供……?」








これが、後に名を轟かせるプロデューサー「printemps(プランタン)」の記念すべきデビュー作となるのであった。








デビュー作、chopstickは
ハオがこれから挑むアイドルを理解しようと見始めたオーディション番組から誕生したアイドルに向けて作ったものだった。





J-popのような、K-popのような、それでいてクラシックとコラボレーションした曲。




クラシックにずっと触れてきた自分だからこそできることを探るうちに、あなたのなかでクラシックとK-popを融合させ、クラシックにも目を向けて貰いたいという気持ちが強くなっていたのだった。



まあそれはさておき、それどころではなかった。




あなたはすぐにプロデューサーに返信を書いた。
そしていても経っても居られなくなってスマホを開いた。




聞いて!!!! 私の作った曲が……




そこまで書いてあなたは全ての文字を消した。
送ろうとしたのは言うまでもなく、愛おしくてたまらないハオだった。




アイドルを真剣に目指している彼に
真剣とはいえ別のルートでK-popに入り込んで行くという報告は果たして良い方向に転ぶのか自信がなかったからだ。




あなた「………うん、内緒にしておこう。ハオグァはきっとアイドルになる。
ハオグァが歌いたくなる曲を作って待ってよう。」




そう呟くと、あなたの名前(カタカナ推奨)は音楽と韓国語と向き合う日々を過ごしたのだった。









そして2週間後、韓国との時差にも負けず
緊張してずっと目の冴えていたあなたは緊張した面持ちでzoom画面を開いていた。





?「アンニョンハセヨ」



あなた「あ!!!アンニョンハセヨ!printemps(プランタン)イムニダ!」





JYP社員🇰🇷「こんにちは」








そう、あなたが緊張していた理由は
韓国の3大大手事務所の社長、JY Parkさんがあなたの曲を高く評価していると返信で聞いていたからだった。




あなたはつたない韓国語ながらも自分のやりたい音楽のことやこだわり、
そして今回提供することになった曲がなぜNIZIUに合うのか、どんな歌割りが良さそうだと考えているかなどを伝えていった。





JYP社員🇰🇷「 あの、ぜひ一度韓国で社長本人と直接お話ししませんか?」




JYPの社員は音楽の才能だけでなく
あなたの名前(カタカナ推奨)のビジュアルに惚れ惚れしていた。





この子は……プロデューサーにしておくには勿体無い。
圧倒的な音楽センス……


そしてなんといってもこのビジュアル……


絶対韓国に連れて行こう。




ミーティングに参加した社員たちは
社内チャットで大盛り上がり。





そんな目論見があるとはつゆ知らず、
あなたはまだ行ったことのない韓国という国と
アイドル事務所という場所への興味でワクワクしていたのだった。


















♡×40


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ずっと更新していないのに読んでくださる皆さんありがとうございます😭

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