第9話

勘違い
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2022/03/06 08:21 更新
アルファ
アルファ
ゼータ!髪伸びていたから分からなかったよ
目の前にいた店員は俺の軍の幹部の一人、ゼータだった。

あの事件国が滅びたの時も俺のことを気にしてくれていた。

彼女は近距離が得意であり、家がお寺をやっているため呪札で炎を操ることができる。
ゼータ
ゼータ
……死んでなかったんだね。良かった。お国の人が『総統捕まえるぞ』って言っていたから。
ゼータ
ゼータ
てっきりもう死刑になっているかと思っていた。流石、ゴキブリだね
褒めているのか、貶しているのか分からないが兎に角一人ゲットだ。
ガンマ
ガンマ
アルファ~遅い~って!ゼータだ~。おひさー
ゼータ
ゼータ
あ、あぁうん
急に塩らしくなったな。
ゼータ
ゼータ
デート中だったんだね。ごめん。邪魔しちゃって
ゼータがこっそりと耳打ちしてくる。
ガンマ
ガンマ
なになに~?
ガンマは俺らの会話に興味津々だ。
アルファ
アルファ
デートじゃないって。他にもいるんだ
ガンマに聞こえないようにコソッと伝える。
ガンマ
ガンマ
アルファ~?何、ハブらないでよ~!!
腰に手を置いて怒っている。
アルファ
アルファ
違う、違う。ちょっと勘違いがあったから、訂正していただけだ
ゼータ
ゼータ
そっか。デートじゃなかったのか!!良かった
良かったのか。そんなに人の恋路を邪魔したくないのか?
ガンマ
ガンマ
へ~。そうなんだ~。『良かった』んだ~
ガンマがニヤニヤしながらゼータをいじっている。

流石幼馴染。俺と一緒だな。
アルファ
アルファ
ガンマやめろ。ゼータ今日夜空いているか?
現在時刻は五時半。店の閉まる音がやけに目立った。

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