ドカッボコッ バンッ
私はどんなに殴られても
痛 み を 感 じ な い
ボコッ
でも...昔1度だけ痛みを感じた時がある
ものすごく痛かった時がある
胸が、心がすごく痛かった
......そう、たしかあれは..............5歳の時だった
この時の私はよく笑っていた
名前を呼んで貰えたのはこの日までだったなぁ
私は個性結婚で産まれた
お母さんとお父さんはそこそこ名の通ったヒーローだった
個性結婚と言っても"普通"の家庭となんら変わりはなかった
"普通"に愛情を注がれ
"普通"の友達関係
でもその"普通"は今日この日までだった
当時私はゾンビという単語を知らなかったためその疑問を両親にぶつけると
気 持 ち 悪 い ?
当時5歳だった私にはその言葉は絶望のドン底へ落とすには十分な言葉だった
別に今は憧れてないがその時の私は親の職業という影響もあり"ヒーロー"に憧れていた
この時、人生で最後の痛みを感じた。
私は努力した
勉強、ボランティア人に評価されることは何でもした
私は努力をし続けた
家では親からの仕事の八つ当たり
学校ではから嫉妬からのいじめ、特に女子
つらい、、、、、、、、
なんで?何で私はこんなに辛い思いをしないといけないの?
昔、殴られながらどうしてそんなことするの?って聞いてみたことがあった
そうしたらなんて答えたと思う?
今思えばこんなカスがヒーローやってていいのか、と疑問に思う
小学校低学年から始めたリスカが私を繋ぎ止める唯一の方法だった
最近は死にたいと思ってるから自殺行為を何回も繰り返してるんだけど本当に生き返る
自分でもこの個性を"気持ち悪い"そう思い始めるようになった
でも死ぬ時のふわふわとする感覚それがやみつきになった
こんな私でももう中学2年生、、、
今でもこの環境は変わらない
なに、この人いきなり現れて女の子ヴィランに誘うとか頭おかしいんじゃない?
もうヴィランなったら楽なんだ
そして自分を偽ることなんてしなくていい
ありのままの私で...いいんだ













編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!