第13話

第十二話
137
2024/04/26 09:00
(なまえ)
あなた
じゃあ、行ってきます!
そう言い、私は家の中楽園から地獄へ。
星街すいせい
星街すいせい
あなたの名前・・・気を付けてね
姉街
姉街
もう行くの?気を付けて~
(なまえ)
あなた
分かったって二人共w
チクり、と胸が痛んだような気がした。
きっと気のせいだ、と思い、私は、元気に外へ出る。
(なまえ)
あなた
よし、行こう!


星街すいせいside
本当に、大丈夫かなぁ?
何で、よりにもよって、今なの?
何で、皆と会わせて欲しい・・・・・・・・・、なんてこと・・・
あたしは、反対したかったけど・・・
そう思考の沼に落ちかけていた時、お姉ちゃんに声をかけられ、現実ぬるま湯に引き戻される。
姉街
姉街
大丈夫?ずっとボーッとしてるけど?
星街すいせい
星街すいせい
あぁ、ごめん、ちょっと、心配で・・・
そう言うと、お姉ちゃんは、ニッコリと笑いながら、
姉街
姉街
じゃあ、バレないように着いていけば?
なんて、爆弾発言を落としてきた
星街すいせい
星街すいせい
は?
変な声が出た。
そう驚いている間も、お姉ちゃんは、あたしのことを押し出して、
姉街
姉街
はい!行ってらっしゃい!
そう言い、扉を閉めてしまった。
星街すいせい
星街すいせい
えぇ・・・
まぁ、すっぴんではないのが唯一の救いだ。
それに、スマホもあるから、最悪の場合は、誰かの家に泊めて貰えばいいし・・・
星街すいせい
星街すいせい
よし!行こう
そう呟き、あたしは、頬を叩き、歩き出した。
行く場所は知っている。
だって、あたしが、場所を指定したから。

そうして、十数分程歩き、"本社"に着く。
星街すいせい
星街すいせい
何処に居るかな~
言いながら、あたしは、いろんな所に行き、第二会議室の前に着く。
星街すいせい
星街すいせい
ここは~、っと・・・
箱に入っている使用者名簿には、
『獅白ぼたん様、雪花ラミィ様、常闇トワ様、、星街○○様(外)』
と書いてある。ビンゴ。
あたしは、少し聞き耳を立てる。
(なまえ)
あなた
ですから、私は、あの時、何もやっていないんです!
雪花ラミィ
雪花ラミィ
じゃあ何であの時は否定しなかったの?
(なまえ)
あなた
だって・・・
獅白ぼたん
獅白ぼたん
だって?人を殴って"だって・・・"は有り得ない。
(なまえ)
あなた
ッ・・・
これは、あたしが入ろう。
星街すいせい
星街すいせい
やっほやっほ~
刹那、第二会議室が凍り付く。
それまで、ずっと沈黙を守っていたトワちゃんが言葉を発する。
常闇トワ
常闇トワ
ッ、すい、ちゃん!?
(なまえ)
あなた
あ、すい、姉・・・
あなたの名前は、涙目で、必死で説得しようとしたことが見て取れる程には、汗をかいていた。
あたしは、そんなあなたの名前を、そっと抱き締める。
獅白ぼたん
獅白ぼたん
え!?すいせい先輩!?
トワちゃんも、目を見開いている。
星街すいせい
星街すいせい
あたしは、ちゃんと分かったよ。
そう言い、あくたんから貰った、録音を流す。

流し終わり、三人は、
常闇トワ
常闇トワ
そうだったんだ。ごめん。
獅白ぼたん
獅白ぼたん
ごめん、あなたの名前、決め付けて。
雪花ラミィ
雪花ラミィ
あなたの名前ちゃん、ごめん。
それぞれの言葉で、謝っていた。
(なまえ)
あなた
全然大丈夫です!だって、分かってくれましたから。
それと、とあなたの名前は続け、
(なまえ)
あなた
すい姉、ありがとう!私のこと、守ってくれて!
そう言い、天真爛漫な笑顔を見せる。
そうだった。あたしは、この笑顔が見たくて、守るって、決めたのだから。
皆と、少し話をして、別れ、帰ることにする。


あなたの名前siae
(なまえ)
あなた
すい姉!今日は、本当に、ありがとう!
そう言うと、すい姉は、目を見開いて、そして、笑う。
星街すいせい
星街すいせい
全然大丈夫。だって、
「原因はあたしだから。」
と、少し、悲しそうな目で言った。
「そんな悲しそうな顔しないで」と、言えたら、どれだけ良かったのだろう。
主
はい!第十二話です!
茜
昨日はこのバカが投稿してなくて悪い。
主
ごめんなさい。
茜
んじゃ、お疲れ。
主
お疲れ様でした~!

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