颯志と希兄ちゃんは帰った
ここには俺1人のみ
誰も居ないという安心感と不安
何かを求めているかのような、俺の心
何かを掴もうと伸ばした腕
その反面何もかも忘れそうなほど真っ白な天井
その全てが鬱陶しく感じていた
プルルルルッ
らっだぁの声は優しかった
でもどこか寂しそうな、悲しそうな、そんな感じの声だった
それと同時に声が震えていることから、今回のことが相当トラウマになってしまったのかもしれない
本当に悪いことをしてしまったと思った
罪悪感を抱きながらも俺は口を開いた
スマイルside〜
俺はあなたの下の名前さんとの関係性やあなたの下の名前さんの過去を話せるところだけ全て話した
まあ言うても俺とあなたの下の名前さんの関係、出会った経緯しか話せなかったが
あとは流石にあなたの下の名前さんの過去までは話さなかった
言えない
それを話すにはあなたの下の名前さんの過去も一緒に話さないと行けないからだ
どう説明すればいいものか












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。