第5話

べとべと
151
2024/06/12 13:39


五条side








最初はツラと身体のいい女としか思ってなかった。 













『…何?』



『意味分かんない』












天真爛漫で魅力的な笑顔で心を鷲掴みにされた。










自覚したのはつい最近のこと。









































まさか、この俺が、













最初はただ、そう信じて疑わなかったのだから

























「それ煽ってんの?」












あなた『はぁ?』


















あなたside
 



















マジで何なのコイツ。





















実は下半身脳味噌ですってタイプだった?






















呆れるわ…



























五条家がそんなんでいいのかねぇ…




















『てかホントアイス溶けるんだけど』








ガシッ…!


 

『ッえ…』
   




『ちょっ…マジでなn……』










ペロッ…




















『ッは……』




















悟は私の手にべっとり付いたバニラ味のアイスを
舐めやがった。



































五条「それ、わざとじゃなくても言い訳できないと思うんだけどねー」
















『だからッてなんで…』




























五条「…何?照れてんの?」


















『ッ!///』
























熱い。














ただでさえ暑いのに。




















熱くて堪らない。












五条「…ねぇ」






















六眼は獲物を捕らえたような猛禽類を思わせている。

























その瞳が今でも尚脳裡のうりに焼き付いて離れない。























"離して貰えない"。




























五条「目、逸らさないで」













『ッ~///』


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