ﾋﾞｭｺﾞｵｵｵｵｵｵｵｵ…

　風は強く吹き、
　周りには雪が広がる。




　旅人たちは少し支度した後、
　洞窟を出て、街に向かおうとしたが
　周りには光どころか人影すら見えない

　コラソンはそう呟いた

　そして旅人は少し考えてこう言った

　＿＿＿と言っても、
　本当に周りには何も無い。
　この中歩き続けるなら
　寒さが襲ってくるだろうな。

　一旦さっきの洞窟へ戻るか？
　逆に、戻れるか？
　そこが一番心配だ。
　

　依代を使って移動もいいが、
　少し面倒くさい。



　ああ、いや、
　面倒くさいっつーのは
　ちょっと違う意味だ。
　ただ出すのが面倒とかじゃなくて、
　移動させてるときに
　此方がどう動くかが大切になるんだよな
　
　まあ、それでもいいか。
　それも一つの選択だ。

　ﾌﾜｧｯ…

　そう呟いた後、
　物凄い速さで依代が飛んでいった　

　さあて、
　移動させてるはいいが、
　四方八方何も無い

　コレじゃ駄目だが
　人影か声さえ聞き取ればこっちの勝ち

　いっその事、
　上空まで飛んでみようか。

　ﾄﾞｫｫﾝ‼︎‼︎‼︎

　さて、
　爆発音が聞こえたのは
　向こうの方か…


　依代を聞こえた場所に待機させて
　その場所に行った方がいいな



　

　旅人は2人にそう告げる

　そして依代の後を追っていく形で
　旅人達は進んで行った。

　旅人達は、依代の導く通りに歩き、
　もうひとつの依代の所まで来た。

　っつっても
　結構時間は経ってる筈。

　煙は本当に見えるか見えないか。
　そのくらい薄いだろう。

　ローが指差した方向には
　とても薄い煙が上がっていた。

　コイツやるな。
　早めに見つけられた。

　こっから煙の方に向かえば
　人が居る可能性がある。

　なんとか話を聞いて
　街まで行ってみるか

　お久しぶりです

　デイリーランキング96位に
　なったそうです。

　ありがとうございます。

　またこれからも不定期かもですが
　よろしくお願いします

　それでは失礼。