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第1話

prologue
1,574
2017/11/16 14:14
顳顬から頬を伝い、太陽の光に照らされて地面に落ちる汗。

ただそれだけが、スローモーションで、映画のワンシーンのようだった。


“ 周りの人とは違うオーラ ”


それを漂わせながら、今日もまた、流れるように走る。

グングンと加速して、風のように。


すれ違った時の柔軟剤の香りは、あの頃を思い出さる。

忘れられない、大切な思い出。




ねえ、結先輩、気付いてますか?




私の気持ち ________ 。

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