ピピピピ⏰
目覚ましの音で起きる 。
これまでと同じ音なのに、気分が違う 。
グク達がいるだけで 、こんなにも気持ちが晴れる 。
カーテンを開けて陽の光を浴びる 。
私は お母さんの事も 、元彼の事も 、全て忘れようと決意した 。
今日から始めるんだ 。新しい人生 。
今日は日曜日 。何しようかな
なんて考えてたら扉をノックされた 。
))コンコン
テテオッパの声だった 。
ドアの向こうでニヒヒと笑ってる 。
着替えやら全て終わらして
1階に降りると 、ジミンオッパも 、グクも起きていた 。凄く眠そうだったけど 。
まだぎこちない挨拶をした 。
3人《おはよ〜!》
ただ返してくれただけなのにそれだけで嬉しかった 。
どんどん話が進んでいき 、入る隙もない 。
でも聞いているだけで良かった 。
いきなり言われてビックリする 。
でも行きたい所なんて別にない 。
私は皆と一緒なら何でもいいから 。
素直にそう言った 。
3人《/////》
一瞬 、皆が黙ったから 、ダメなこと言ったのかと思ったら 、すぐにジミンオッパが口を開いた 。
あの海 色んな思い出がある 。でも今からは楽しい思い出を作りたい 。
ご飯を食べ終えて 、海に向かった 。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!