前の話
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そう言って欠伸をし、ベッドから起き上がった。
そして階段を駆け下りた。
そう言ってパチン!と手を叩いた。
そう言い、ドアを閉めた。
スマホの電源を入れると、もう7時50分だった。
遅刻寸前。
急いで自転車に乗り、ギアを6にして漕ぎ始めた。
長い信号で引っかかってしまった。
車いないし、通っていいかな…
息ができなくなるほど自転車を漕ぎ、あと数メートルで正門に着くほどになった。
幸い私たちは陸上大会に出るほど足に自信があったので、無事に教室に着くことができた。
担任がいないことに気づいた。
普段片山先生は几帳面で、7時30分には教室に着いている。
そこで、バタッと人が倒れる音がした。
バタっ、バタバタっと人が倒れる音がする。
何が起こっているんだ?
あれ、こんなこと考えていたら私も……
数時間経った頃だろうか。
目が覚めた。
一体何をしていたんだろう。
…えっ、みんな倒れてる。
とりあえず渚を起こすことにした。
私は急いで首を確認した。
首には、よく分からない黒い首輪が付いていた。
みんなを見ると、確かに全員に首輪がついていた。
そうこうしているうちに、全員が目を覚まし座席に座った。
そこで、クラスのお調子者の高岸が声を上げた。
そういう高岸の手には、赤く光る首輪が握られていた。
その瞬間、ピ、ピ、ピピピ、ピピピピ…と高岸の首輪が音を鳴らした。
物凄く焦った表情をする高岸。
教室がざわめき出す。
その瞬間、首輪がピーーーーーーーー…と鳴り、止んだ。
その瞬間、教室が赤く染まった。
近くには高岸の胴体が転がった。
頭が爆発したようだ。
詩乃の悲鳴が響く。
委員長までパニクり、声を上げる。
悠生が先生を呼んでくれるようだ。
その瞬間、悠生が声を上げた。
静まり返る教室。
黒板を見ると、赤い字でメッセージが書かれていた。
【本日より、特別授業を開始します】
【1限目:国語】
教室がざわめき出す。
次の瞬間、ガサッ…ガサッ、そして、無機質な声が響いた。
教室の蛍光灯が、チカチカと点滅した。
その瞬間、キーンコーンカーンコーン…と、チャイムが鳴った。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!