第3話

はじめて。
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2025/12/12 15:00 更新


、、、、え?



僕は今、何を考えた???





可愛い???

初対面の人に???

今まで何回告白されても思わなかったのに???



頭が?で埋め尽くされる。

初めての感情に頭が追いつかない。

ini
え、僕、、、あの人のこと、
好きっ、て思ってるっ、てこと、、?

いやいや、初対面だし。

初めて顔合わせたのに、好きになるってどうかしてる。

僕は慌ててベッドから飛び起き、口を手で塞ぐ。

ini
だめだぁ、、、。

考えれば考えるほど、あの人が頭に浮かぶ。

一度気づいたこの感情はどうやら消せないらしい、、。

僕は布団を思い切り被った。


なんで好きになったか、考えてみるか。(?)



顔?性格?

今まで告白してきてくれた子だって、、、、

可愛い顔、らしいし。優しいとも、聞くし。








、、、あぁ、初めて自分でその人の可愛さとか、
性格の良さに気づいたんだ。

だからか。


はぁ、それでも、どうしてこんなに頭に残るかなあ。


大きく見開かれた瞳。

少し吊り上げられた瞳にキツい印象はなく、
それどころか優しさが滲み出てる。
長めの下まつげが瞳の大きさを強調している。

それにドアを開けて出てきた時に揺れていた
長めの髪から香ったあの香り。

甘いけど、甘ったるくない香り。

ほんのりいちごの匂いがしたのは気のせいかな。


どれも僕の心を鷲掴みにしている気がする。
ini
はぁ、、、、。
初めて会った日から1週間が経っても
僕はあの人のことを忘れられていない。

普通、隣の部屋の人のこと、こんなに気にしないのに。


しかも、隣の部屋の人 -あなたの名字さん- は
どうやら、毎晩ベランダに出て来ているらしい。


あの人が近くにいるって実感できるのが嬉しくて、
ここ最近はバイトの帰り道からソワソワしちゃう。



今日こそ話しかけてみようかな。






家に帰って、いい気分でご飯とお風呂を済ませた。

髪を乾かして少し残っていた編集の仕事を済ませ、
好きなアニメをぼーっと見ていた時。



ガラガラ、、、、。


ini
、、、、あ。

外から音がして、僕は窓の外に目をやった。

僕のマンションのベランダは、部屋を仕切っている板が
腰ぐらいまでしかなく、僕の部屋のベランダまで
光が届いている。


毎晩外に出て何してるんだろ。


僕は立ちあがってベランダに行くドアに手をかけた。





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