クナイを構えた…
さすが六年生、
圧が凄い
能力…発動してから来るべきだったなぁ、
…覚悟、するしかないか
死ぬことも…最悪は、考えよう。
きみのためなら、死んだっていいのだから
表情が険しくなった…
幼少期会ったとか言うべきか?
いや馬鹿なこと考えるな
元の所で散々バレただろバカタレが
…文字郎達も、私を知らないのかな
にら、まれた…
辛い、痛い…
辛い
痛い…!!
表情が和らいだ…
警戒は、解かれてない…
…辛い、
今すぐこの場から……
傷つくのは伊作なんだから、
伊作に殺されるなら本望だろ、
この子には、血がついてほしくない…
背を向けて、行けばいい
怪我が痛い、
足を踏み外してしまった、
痛い、
…肺に、刺さってたのかなぁ、
なんで、
声が震える、
絶対笑えてない、
涙が溢れて止まらないんだ
こんな僕を見ないで、















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!