第252話

240話
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2026/02/22 08:13 更新
ライカ
おまえ、呪われてんの?
私の言葉に、ライカくんの表情が
わずかに曇ったのがわかる。
〇〇
…はい。この学園に来たのも、
それがきっかけなんです
俺らふたり、呪われっ子同士の
ソウルメイトだもんね〜〜〜⭐︎
でも俺ちゃんの呪いは〇〇ちゃんには
効かないもんね〜(🫳🏻ポンッ
累さんは私の肩に手を置く。
ライカ
…そうなんだ
ま、話をまとめると 俺らが任務を頑張れば
怪異の研究がどんどん進み〜の
〇〇ちゃんを呪った怪異についても、
手がかりが見つかるかもって寸法ね
〇〇
そうです
でもさ〜、任務とか職務の前に、日頃の
行いが悪ければ栄冠賞もなにもなくない?
ライカ
『ひごろのおこない』?
ライカくんがネロスっておじたまとまた
一緒に暮らしたいって話だって、同じこと
でしょ?
任務で活躍するのも大事かもだけどさ、
まずは人間社会を学ぶべきっていうか〜
もっとコミ力、鍛えないとじゃん?
〇〇
💭たしかに 万が一ライカくんがこれ以上
トラブルを起こしたら…
コーネリアス理事長
今後、もし彼が一般寮生を始めとした人間
に危害を及ぼす予兆が見受けられた場合…
コーネリアス理事長
特段厳しい処分が科せられることは、
肝に銘じておいてくださいね
〇〇
💭栄冠賞どころか、ライカくんの
学園生活自体が続かないかも
ライカ
な、なんだよ…意味わかんねーし。
もっとわかりやすく説明しろっつーの!
だ〜か〜ら〜
累さんは突然カウンターから体を起こすと、
両手を大きく開いて、にこりと笑った。
ふたりとも、ここでバイトしてみない?
〇〇
ここで…?私たちがバーで働くんですか?
ライカ
バイト…働く…
そうそう⭐︎例えば〇〇ちゃんは、ここに
来るお客さんと仲良くなるとすんじゃん?
そしたら、モービー先生なんかより
もっと心強い協力者を増やせるかも
しれない
〇〇
心強い、協力者…
ライカくんは色んな人とお喋りすることで
人間の習性や思考を学べるかもしれない
ライカ
それ、まじで?
うんうん。俺ちゃんってば、
ナイスアイディアじゃな〜い?
ライカ
おれ、バイトやる!
〇〇
そ、そんな簡単に…
ライカ
スバくんも『バイトはいい社会経験に
なる』って、前に言ってたし
ライカ
〇〇がやらねーなら、おれだけやる
〇〇
そういうわけには…
〇〇ちゃん、ど〜する?
累さんは穏やかな笑みを浮かべたまま、
小首を傾げ、私の顔を覗き込む。
〇〇
じゃあ、試しに一回だけ…
やったー⭐︎
あ、ちょうどもうすぐ開店時間だからさ
ふたりとも、早速だけど、
準備手伝ってくれると嬉しいな〜〜〜
ライカ
ふん!そんなの余裕だし
〇〇
頑張ります
こうして私たちは、急遽累さんのバーで
アルバイトをすることとなった。

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