有起哉side
電話したあと、写真を眺めていて、気が付いた。
8LOOMのファンミーティングに…
あの、医者がいることに。
つまり、医者が俺の素性がわからないっていうのは嘘…。
何でそんな嘘を?
脳に流れ込んできたのは、俺をめがけて車が加速する時の記憶。
そうだ、俺を、ひき逃げしたのは、
あの、医者だっ…!!
こうして俺は、すべての記憶を取り戻した。
宝side
そう言って、栄治さんはゆきにぃに巻かれていた包帯をとる。
たし、かに…
ピンポーン、と。俺らの話し合いを遮られた。
まさか、まさかな。
ありえへん。
ドアスコープを覗きに言ったゆきにぃが言った言葉。
なるside
ガチャ
医者が寮に入ってきて、全員に緊張が走る。
両者一歩も引かない、表面上笑顔の戦いが続いていった。
フー、フー、と聞こえ隣を見ると弾が顔を真っ赤にしている。
落ち着いて、という暇もなく2人のもとへ寄っていき、バンッ!と力いっぱい机を叩いた。
医者は誤魔化そうとするが、みんな黙ったままでいると、
宝が医者に寄っていったそのとき、
医者はゆきにぃの首に腕を回した。
そして、突然の出来事に、みんなが思考停止している間に、医者は、ゆきにぃめがけて…
包丁を振りかざした。
主)全体的に展開が急だなぁ〜苦笑


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。