笑顔でそう言いながら軽く手を叩く。
まるで、__人間を何も気にしないかのように。
人間を価値の薄まったお金みたいに扱うようで
”命を軽く見ている”しぐさだ
何だか不服そうに話す姿は、遊び人のように見える。
毛先をくるくると触り、本当の意味を当てられて退屈そうにしていた。
天城が指をパチンと鳴らすと、横に画面が表示され、文字が浮き出る。
全部箇条書きで書かれていて、遠くから見ると読みにくい文字だ。
現代にはない、技術的なものである。
『 ルール
みんなで仲良く交流を深めて、裏切り者を暴き出しましょう!!
・交流を深めて、会議で人狼を殺しましょう!
・人狼sideは、夜に二人ずつ殺すことができます
・罪を擦り付けられた人、犯人、それ以外の人。誰でもつることができます。
・投票では、一人一票です
・人狼sideより、市民sideが少なくなった場合or人狼が全て殺された場合or第三者陣営しか残らなかった場合はゲーム終了となります。
・腕についている腕輪は、連絡用なので、通話や電話に使ってください 』
なんとルールはこの6つだったのだ。
月影優依に向かって、微笑みを向けながらもそういうと、みんなの顔を見渡す。
そして、みんなが読んだのを確認すると、天城は手を叩き、合図をする。
そういうと、危ない雰囲気の中、みんなは渋々奥のほうへと去っていった。
きっと、役職を確認しに行くのだろう
そういって、私も最後にこのロビーを出た。
どの立場でも勝たなきゃいけないのなら……周りの物の配置もちゃんと覚えなきゃですね!
棺桶にあるカードをめくり、
自分の役職は_____
市民側だ
こんこん____
ぴこん
【XED9KG"PED7F 6J5Q"】
in-談話室-
指を指さず、手を向ける。
八雲れいの隣には、人影が立っている。
たったったった____
ばんっ__
三人で話し込んでいると、突然と誰かの足音が聞こえてきて、その足音がドアを開けた。
人間も進化したものだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!