花園 side
あれから数日後。
断りにジャニーさんのところまで行ったんやけど、
『 失礼します。花園です。 』
ジャニー「 待ってたよ。結論は出たのかね? 」
『 はい。もうとっくに出てます。 』
ジャニー「 はは、Youらしいね笑 ...だが少し待ってくれないか? 」
『 え? 』
ジャニー「 無理やり移動しろとは言わないよ。けど少しだけ関東で活動してみて欲しい 」
『 どういうことですか?!言ったはずです!!私はずっと関西ジャニーズJr.やって!! 』
ジャニー「 すまない。向こうのプロデューサーに花園の才能を見たいと言われて、 」
『 ...関西でも見れるはずです 』
ジャニー「 そうじゃない。SixTONESやSnow Manなどのグループと過ごしての才能だ 」
『 ......なんで、なんで私なんですか、 』
ジャニー「 なんでとか嫌だで済まされる世界じゃない。 」
『 っ、、わかりました... 』
これみんなに言ったらどう思われるんやろ、
悲しむかな、怒るんかな、、、
西畑 side
どうも、最近二宮くんと話せていない西畑です ←
ガチャッ
『 おつかれ〜っす 』
藤原「 大吾、朝のニュース見た? 」
『 ニュース?見てないですけど... 』
大橋「 これ、 」
『 ............は?!?! 』
はっすんに見せてもらったスマホの画面に、
" なにわ男子 / 関西ジャニーズJr.花園あなた、東京のJr.へ移動か? "
『 え?移動?は?どゆこと? 』
道枝「 大吾くん落ち着いて、 」
落ち着けるわけないやん、、
この前断るって、言うてたのに...
藤原「 ...多分社長に言われたんやろな。少しだけでも行ってみろって 」
『 ......へ? 』
長尾「 確かにあなたちゃんが自分から行くはずないですよね、 」
大西「 グスッ...なんで言うでぐれへんかったん...(泣) 」
『 っ、おおにっちゃん号泣しすぎや...(泣) 』
大橋「 そういう大吾も泣いてんで、? 」
絶対、絶対取り返してみせる。
花園 side
みんな怒ってるかなあ...
そりゃあ言わずに勝手に行ってたら怒るか、苦笑
ジャニーさんが言うには、
SixTONESとかSnow Manで過ごしてみて
最終的に移動するかしないか決めるんやって。
そんなんで心変わると思ってるん、
逆にうちが行ったらこーちゃん怒るやろなぁ...笑
( 作者トラジャはあまり詳しくないのでスノストとはいびだけ登場させます! )
なんかすのすと一緒におるらしいで
入ったらみんなどういう反応するんやろ...
しかもほとんどが先輩やし
ガチャッ
『 失礼します、 』
うわあああああみんなぽかんとしてるううううう ←
向井「 え、あなた? 」
待ってこーちゃんそんな怒った顔しないで ←
田中「 えーっと......ん?? 」←
『 え、えと、 』
目黒「 あ!あなたちゃんだ! 」
うぅ...目黒くんそんなキラキラした目で見ないで...←
『 こ、こんにちは...なにわ男子の花園あなたです... 』
京本「 どしたの?仕事? 」
『 仕事っていうか...その... 』
こーちゃんをチラッと見ると、真剣な顔でこっちを見てる。
気づいてるんかな。それとも知ってた?
岩本「 ......もしかしてだけどさ、東京に移動するってやつ? 」
全「「 ......え?!?! 」」
もしかして岩本くん、ニュース見たのかな...
『 ...はい。ジャニーさんに言われて... 』
向井「 え、嘘やろ?冗談やんな? 」←立ってあなたの元に行く
『 ...ごめんねこーちゃん、 』
向井「 大吾は?!丈は?!あいつら何してん!! 」←あなたの両腕を掴む
深澤「 こーじ、 」
『 ......完全に決まったわけじゃないねん。少しだけ行ってみろって 』
向井「 ......ちゃんと断ったん? 」
『 おん、何回か断った。 』
向井「 そっか... 」
なんて言うと
こーちゃんは携帯を持って部屋を出ていこうとした。
深澤「 え、どこ行くのー? 」
向井「 ちょっと連絡したいやついるんで、行ってきます 」
きっと大吾か丈くんだろうな...笑
『 ......ごめんなさい!! 』
田中「 え、ちょ、顔上げて?! 」
『 でも、急に来ちゃったし、みなさんに迷惑かけたんで... 』
京本「 逆に久しぶりに会えて嬉しいよ?笑 」
『 京本くん... 』
ジェ「 まぁびっくりはしたけどAHAHA 」←
高地「 少年たち以来だよね! 」
『 あ、はい! 』
森本「 目黒さっきあなたちゃん!って言ってたけど仲良いの? 」
目黒「 なんかこの前初めて会って、同い年ってことで意気投合しました 」
『 あ、目黒くん久しぶり! 』
目黒「 久しぶり〜。蓮でいいよ 」
『 じゃあ...蓮くんで! 』
目黒「 わかった笑 」
( 深澤「 美男美女だから恋人感ハンパないな... 」← )
( 京本「 しかも付き合いたてのやつね 」 )
( 田中「 俺も後で樹くんって呼んでもらお 」← )
( ラウ「 え、じゃあ僕ラウちゃんがいいです! 」 )
( 佐久間「 ラウちゃん wwwwwww 」 )
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!