君と2人で暗闇の中を歩く。
ここは一体何なのか。
今からどこへ行くのか。
めちゃくちゃ気になる。
ずぅーっと進んでく。
後ろを振り返ってみる。
図書室はもう見えない。
もうどのくらい歩いたのだろうか。
やっと目的地らしきところに着き、
君は到着を教えてくれた。
目の前はまだ暗くて何も見えない。
そう言って、
君はろうそくを置き、
暗闇の中へ消えていった。
ぴかっ
30秒くらい経つと灯りがついた。
目の前には図書室のように、
本がたくさんある空間が広がっていた。
図書室とは少し違う。
どうなっているのか分からないが、
浮いている本が何冊かあった。
色とりどりの本が、
本棚にあったり、浮いてたり。
なんだか、
ここの本には何でも書いてあるような気がした。
本に見とれていると、
君が帰ってきた。
なぜか君はドヤ顔。
それを言いたかっただけみたい。
なぁ~んだ。
なんだか驚いているようすの君。
いつもは笑わない私の笑顔に、
君はびっくりしていたらしい。
そんなことは置いといて、
私はずっと気になっていたことを君にきいてみる。
珍しく静かになる君。
いつも笑顔だから、
作り笑いが分かりやすい。
よくよく考えると、
私はいつからか
君のことを観察していた。
こんなに君の違いに気付くのだから。
なぜ観察していたのだろう。
とある本を探しているらしい君。
ようやくみつけたその本は、
赤色の本だった。
📕
3日目.色鮮やかな本たち🥀 𝒇𝒊𝒏.
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。