キーンコーンカーンコーン📣
予鈴が鳴り響き新しい担任が
入ってくるとともに
今まで騒ぎまくっていた人達が
自分の机に座り出す。
…って!そんなのどうでもいいんだよ!
もう左隣に意識が集中しすぎて
訳わかんねぇ
そう言った近藤先生は自分の名前を
黒板に大きく書いていく。
それから近藤先生は趣味や特技、
好きな食べ物などをさらさらっと
告げていく。
けれど、俺の頭には一言も入ってこない。
近藤先生の冗談にコソッと笑う相川を
意識してしまう。
少し調子に乗りながらそう言うだいきに
周りのみんなは楽しそうに頷いていた。
そして近藤先生への質問タイムが始まった。
…どうでもいい。
そんな事より隣が気になって大変なんだよ!
おいおい、勘弁してくれよ
なんで先生がそんな鋭いんだよ…
…こいつ、言いやがった
え、ええ、い、今相川が笑った!?
いや、笑った…よな?
俺の小心者で笑った!!(語彙r…((殴
3話:聞いてもいいですか? END♡
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。