ガチャという音が聞こえ
私はとっさに棚の影に降れた
すると、めっちゃ大きい声が聞こえた
ついでにカタカタって音も
…マジでこいつ政治家かよ
とんたクズ野郎じゃねぇか
すると、あいつはパソコンを置いて戻っていった
そして私はパソコンから闇サイトに関するもの、被害者の特定方法などあの政治家に関する物を全部データを取った
私は鍵をかけて来た道を戻る
でも…
声的にさっきの政治家だな
今見えているのは月光のおかげで足元だけ
でも使用人は皆白い靴だから
私の黒い靴だとバレてんな
最後の方はドスの効いた声で言い放つクソ野郎
初めてだな、こんなに勘いい悪党はよ
私はいつもより声を低くして
男性のように言い放なった
そう言いながら顔が青白くなるクソ野郎
ふっwざまぁないな
私はクッキーを下に投げつけ煙幕を出して窓から出た
このクッキーは煙を
30秒間出ていてくれるクッキー型の装置だ
一応見っかった時用に持っている
まぁ、今回初めて使ったけど
私は依頼者にルビー、警察にデータを
黒い布に包んで置いた
そして私は屋根を走って家についた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。