だめだと思い目をぎゅっと瞑る
......
数秒たっても本が落ちてくる気配がない
上を見あげると
そこには息を切らした瑞稀の姿があった
その手にはさっきの本が、
すると
グッ
と手を掴まれて本棚に抑えられた
なに言ってんのこの人...
急にわけわかんないこと言われて困惑してると、
ぎゅっ
........
........!?
え、は、え?
私...今...
瑞稀に......
ハグされてる...?
....なにこの状況!?
てかもう最終下校時間すぎてるくない!?
手握られて引っ張られた
外に出ても手握られたまま歩いていく
なんか怖い...私なんかした...!?
なんかあったのかな...
やっと家の前まで来た
もうなにがなんだかわかんないんだけど...
次の日
なんか瑞稀いつにも増して冷たいっていうか...
なんだったんだろ...
でも、
ちょっとドキッとしちゃったなんて言えないな...
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!