ーしょう saidー
なんや……?
そんないい方されたら、なんか怖いやんか、……。
……は?
待って、怖い怖い怖い怖いっ!
そんな不気味に笑わんといてやっ!(失礼)
白兎 珠羽。
何時だって、忘れたことはない。
僕の、ずっと会いたかった人。
珠羽兄が住んでいるという家に案内してもらったんやけど、……いや、でっかすぎな!?
いったい何があって、こんな家に住んどんねん……家やなくて、館か屋敷と言うべきなんちゃう?
突如、数年前に姿を消した兄。
それきり行方不明で、あの日が顔を見た最後の日だった。
その兄が、今目の前にある家の中にいる。
手が震える。
もう片方の手で伸ばした手の手首の震えをおさえる。
それでも震える指先が、 四角い機械 に___触れた。
ピンポーン
音が、鳴った。
ガチャ
















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。