深澤side



無事レッスンが終わり
皆で帰る支度をする



佐｢ねぇ！今日飯行かない？｣


佐久間が俺に近づき言う



『おぉ！良いね！』


佐｢うお！マジ！照〜！ふっか行けるって！｣


佐久間は照の方を見て嬉しそうに言う


照｢まじ！なら行こう！｣


照と佐久間はカバンを持ち楽屋を出ていった



パッと楽屋を見渡すと康二がまだ残ってて


『康二！今日飯どうすんの？』


康｢今日はホテルでコンビニのご飯食べます｣



『えっ！なら今から俺らとご飯行く？』


康｢えっ！いいんですか！｣


嬉しそうに康二は俺に近づく


『おし！じゃ〜行こうか！』



俺たちは居酒屋に向かった



居酒屋に着き
全員ビールを頼んだ


4人｢かんぱーい！｣



瓶同士がコツンと当たる
その瞬間 佐久間がニコっと笑った



佐｢で？ふっかどうすんの？｣


『ん？』


佐｢あなただよ…｣



佐久間がそう言うと照が笑って俺を見る


照｢今日はこの話をしに来た｣



『は？どうするもこうするもねぇよ！』



康｢えっ！ふっかさんとあなたさん何かあったんすか！｣


興味津々で聞いてくる康二に
佐久間が楽しそうに


佐｢こいつあなたのことすs…｣


『やめろって！』


俺が佐久間の口を抑えた



康｢えっ！何ですか！気になる！｣


照｢もう同じグループなんだし康二にも言っときなよ！｣


ビールを飲みながらニヤと笑う照


佐｢そうだ！そうだ！｣


それに乗ってくる佐久間


そして…
俺をじっと見ると康二



あぁ！！
もうどうでもいい！！！


『初めて会った時からずっとあなたが好きなんだよ！』



俺がそう言うと
佐久間と照はクスクス笑う


康｢出会った時…えっ！15年間も片思いしてるんですか！｣


と、俺を見て驚く康二


『あぁ…』


照｢あなたは全然気づいてないけどね！｣


康｢いや、凄いですよ！15年も同じ人好きなんか！｣


佐｢でしょ？だから早く告白しないと取られちゃうよ？｣



佐久間は俺の方を見てニヤって笑う


『告白なんて絶対しない！』



この関係を壊したくない。
壊れるくらいなら
今のままでいい…



照｢こじらせてるね…｣



ピロン〜



そんな話をしてると俺の携帯が鳴った




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