深澤side




目黒か俺
どっちを選ぶかなんて最低な事を聞く俺




そんな質問にあなたは困った顔をする



あなた｢…私は…｣



そう言って下を向く




その瞬間わかった。
あぁ…俺が振られるなって…








あなた｢…私は…ふっかを選ぶ！｣



『…えっ！』


予想外の返事にびっくりして
頭が真っ白になる



あなた｢私もふっかが好き…｣


少し顔を赤く染めて俺を見る



『えっ…なら付き合ってくれんの？』



そう聞くと


あなた｢うん！よろしくお願いします！｣


って俺に飛び切りの笑顔で答える



『えっ！マジっ！！』


その言葉が信じられなくて
夢じゃないかって思うほど…



俺は自然にあなたを抱きしめていた



あなた｢ふふっ…ふっかぁ｣


俺が抱きしめると嬉しそうにするあなた






あなたが俺の彼女…？



嘘だろ…




もうこの気持ちに我慢する日々も
無くなるんだ…





俺は…あなたの彼氏になったんだ…







告白をして何時間たったか分からないほど
信じられないという気持ちが続いていた




あなた｢ねぇ、ふっか｣


俺がソファーに座ってテレビを見ていると
冷蔵庫からチョコレートを取り出しながら俺を呼ぶ



『ん？どうした？』


そんなあなたを見ながら答えると
両手いっぱいにチョコレートを持って
俺の隣に座る


あなた｢皆に何て言う？｣



あぁ…そうだった…
皆に報告しなちゃ…


『明日、俺から皆に言うよ！』



あなた｢うん！わかった！｣


そう言って俺にニコっと笑う


あなた｢明日楽しみだね！｣



とウキウキしながら言うあなたが
愛おしくと堪らない



俺はあなたの腕を引くと



俺とあなたの唇が優しく触れる



あなた｢…ッ…えっ…｣


余りの出来事にびっくりしている


『ふふっ、付き合ってんだからキスくらいいいでしょ？』



俺があなたの顔に近づきそう言うと



お顔を真っ赤にして


あなた｢ふっかならいいよ｣


って言ってくる


『何言ってんだよ。俺以外はこんなことしちゃダメ』



そう言ってまたキスをする







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