R18
連載中
結局誰も思い出してくれないんだね

- ホラー
- あの頃には戻れない
「ねえ、ばぁうくんって……誰だっけ」
「え? 何言ってるの、そんな人最初からいないよ?」
「いたんだよ! 絶対に、僕たちの隣に、最高の仲間がいたんだ……!」
「いた……気もするけど……。気のせいじゃない?」
日常の歯車が、静かに、そして狂気と共に狂い始めていた。
ある日を境に、6つのグループからメンバーが、まるで最初から存在していなかったかのように、忽然と姿を消した。
ネットに残された過去の動画。奇妙なノイズ。
そして「存在しない誰か」に向けられた、リスナーたちの不自然なコメントの数々。
生き残ったメンバーたちは、その致命的な違和感に気づき、必死に消えた彼らを思い出そうと抗う。
けれど、記憶に触れようとするたび、頭の中に鋭い痛みが走り、名前も、顔も、声も、霧のように消えていく。
「やっぱり……誰も僕たちのこと、思い出してくれないんだね」
暗闇の底。冷たい世界の隙間から、ドロリとした視線と、誰かのすすり泣く声、不自然に置かれた手紙。
完全に忘れ去られた時、彼らの存在は、この世界から跡形もなく「抹消」されるだろう。
彼らをこちらの世界に引き戻せるのは、画面の前にいる「貴方」の選択だけ。
狂った世界線を変える鍵は、読者である貴方の手に握られている。
――貴方は、誰に、どうやって思い出させますか?
うさみやみゆが贈る、初の読者参加型小説。
「え? 何言ってるの、そんな人最初からいないよ?」
「いたんだよ! 絶対に、僕たちの隣に、最高の仲間がいたんだ……!」
「いた……気もするけど……。気のせいじゃない?」
日常の歯車が、静かに、そして狂気と共に狂い始めていた。
ある日を境に、6つのグループからメンバーが、まるで最初から存在していなかったかのように、忽然と姿を消した。
ネットに残された過去の動画。奇妙なノイズ。
そして「存在しない誰か」に向けられた、リスナーたちの不自然なコメントの数々。
生き残ったメンバーたちは、その致命的な違和感に気づき、必死に消えた彼らを思い出そうと抗う。
けれど、記憶に触れようとするたび、頭の中に鋭い痛みが走り、名前も、顔も、声も、霧のように消えていく。
「やっぱり……誰も僕たちのこと、思い出してくれないんだね」
暗闇の底。冷たい世界の隙間から、ドロリとした視線と、誰かのすすり泣く声、不自然に置かれた手紙。
完全に忘れ去られた時、彼らの存在は、この世界から跡形もなく「抹消」されるだろう。
彼らをこちらの世界に引き戻せるのは、画面の前にいる「貴方」の選択だけ。
狂った世界線を変える鍵は、読者である貴方の手に握られている。
――貴方は、誰に、どうやって思い出させますか?
うさみやみゆが贈る、初の読者参加型小説。
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全1話
1,604文字
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