第6話

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2022/09/12 13:12 更新
南波大翔
遅くなった!
ヒロさんが勢いよく扉を開けた。
扉の上に“かげうら”と書いてある。
お好み焼き屋さんらしい。
佐鳥賢
ヒロさん、戻ってきたんすね!!
王子一彰
後ろにいるのが南波隊ですか?
さすが、人気者。
みんなの注目を一気に集める。
南波大翔
ああ、そうだよ。
南波大翔
こっちのおでこ出ているのが鈴木想楽で、
髪の毛をわしゃわしゃってしながら、想楽くんは一礼した。
南波大翔
黒髪マッシュが和倉隆一。
わっくんも軽く一礼する。
南波大翔
で、こっちの小さいのが望月亜夢。
私も2人のようにお辞儀をしようとした途端...
出水公平
この子知ってますよ!
指を刺されながらいわれた。
えっ、なんでだろう。
私はこの前B級に上がったばっかりなのに。
出水公平
最年少シューターって言って、話題になってますよ!
ひえぇえ、そんなに私を持ち上げないで。
ヒロさんみたいに上手じゃないから。
望月亜夢
そ...そんなにすごくないですよ...
小声で言いすぎたかも。
みんなに聞こえたかな...
和倉隆一
すいません、こいつは人見知りする子で
わっくんがカバーに入ってくれる
和倉隆一
慣れれば普通になるので優しくしてあげてください。
助かった。
本当に緊張する癖直さなきゃいけない。
出水公平
もちろんだぜ!
出水公平
たしか、14だっけ?
北添尋
14ならうちのユズルと近いね
北添尋
ユズルー?
すると、後ろの方から私より若干身長の高い男の子が出てきた
絵真ユズル
なに...ゾエさん
北添尋
この子、14歳シューターの望月亜夢ちゃん
年も近いことだし仲良くしてあげてね
“ユズル”は頷く
絵真ユズル
こっちに同じくらいの年の子
集まってるよ...いこう
誘ってくれたのは嬉しいけど、話せなかったらどうしよう。
私は助けを求めるため、右にいたわっくんを見た。
わっくんもそれに気づく。
和倉隆一
緊張しなくて大丈夫だから。
言っておいで。
私と目線を合わせて、優しく言ってくれた。
私は“ユズル”に向き直った。
望月亜夢
うん、いく。
私は手を引かれ奥の方の席に連れられた。

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