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第12話

番外編3
596
2020/05/14 12:24





まー、またにののとこいってるし‪💢
ちゃんと歌ってくれるならそれでいいんだけどね。本番前にあんな緊張してたやつはどこいったんだよって!



でも。よかった。
「にのおめでとう」
「相葉ちゃんおめでとう」
なんてうちわが数え切れないほど。逆に言うとそのうちわしかないって事なんだけどね ハハハ

俺のうちわないのは寂しいけどそのうちわのおかげでにのとまーが幸せそうだから。





やべぇ俺泣きそうなんだけど.........
でもアイドル!スターなんだから
涙こらえないと.........









なんて考えてるうちにもうMCまで来ちゃって
心配なことは2つ。にのとまーのイチャつきと翔くんの悪巧み.........。どっちに乗ろうか迷うけど...久々のツアーなんだから楽しませてもらうわ















※※※※※※※※※※※※


























N.side





さっきから
相葉さんがずっと俺の方に来る.........
「自分のとこ戻れよ」
なんて言っちゃうけど本音は嬉しくて。
多分そんなことも知られてるからずっと来るんだろうけど。












でもね。それよりなにより。
「にのおめでとう」
「相葉ちゃんおめでとう」
ってうちわでほとんど埋まってて、ホッとした。あんなに怖がってたあいつもそのおかげでリラックスしてる.........

いや、しすぎてるんだよっ!


相葉さんが来る度に翔さんがニヤニヤしてこっちみてるわJは泣きそうな顔でこっちチラチラ見てるし


まぁ、そんなことに気づかないのが相葉さんで

さっきも調子乗って俺に抱きついてきて。
皆さんご存知の通り力加減バカ男で。
拍子で俺が倒れそうになってそれでいつもの癖?つったらなんだけど



大勢のファンの目の前でお姫様抱っこされて..






しかも!それもモニターに移されるわ
はぁ、ホントに見逃さないよねえ

そして会場が揺れるくらい

キャーーー!



って聞こえて。


もう自分でも想像つくくらい顔赤くなっちゃってたと思うな。





さすがにこいつも気づいたみたいで笑
やっとかって感じだけど。
そこも愛しいんだよね









ってか惚気出る場合じゃねぇわ


もうMCか。はえーなぁ




そしたらこいつがいきなり

「かずぅ?ごめんね てへっ」


「おまっ!全然反省してねーだろ」

「えーそんなことないよー」
「棒読みにしか聞こえないんだけど」

「あ、気づいちゃったあ?」
「あのなあ!俺はお前みたいに天然がつくほど馬鹿じゃねえのっ!」

「どーゆうこと???」
「あーもうわかんないんならわかんなくていいよ」







ちょっとお二人さん?


「「えっ?」」

「あの、マイク通してんの忘れてます?」

「あっもう!松潤〜なんでゆうの!みんなまだききたかったよねぇ?」



観客)キャーーー!

「翔くん、腹黒ですねえ」


ハハハ

「マイク通ってたの?忘れてた!ニノちゃんは?気づいてた?」

「忘れてましたよ。」

「可愛いなぁーそんないじけた顔しないでよ」


ヨシヨシ


「ほらー!そこのバカップルいつまでもいちゃついてんじゃないよ」

「いいじゃない松潤」

「とゆうかさ、みんなに聞きたいんだけど、にのと相葉くんってにのあいって呼ばれてんの?」


観客)ハーーーーイ

「へぇ、そうなんだあ。なんかさにのあいおめでとうってうちわがいっぱいあったから



ってことでぇ!



この2人からお話聞きたい人〜!」




観客)ハーーーーイ!

「ってことでにのと相葉くんお願いしまーす」

「えーなんで!大ちゃーん助けてよお」

「いいじゃない相葉ちゃんたまにはね?」

「ほら、いいじゃん相葉さん」

「え??ニノちゃんまでどうしたの」

「みんな俺達のこと祝福してくれたんだよ?じゃあ話さないと」

「そだね!おしっ!」


ゴツ


「痛たた」
「あ!ニノちゃん大丈夫?」
「もー!力加減バカ男!!こんくらい大丈夫」






「はい!じゃあここからは私、櫻井翔が司会を務めさせていただきます」

「「「「ィェーィ」」」」

「では!募集させていただいた質問の中からおふたりに聞いていきたいと思います」

「え、まっていつそんなことしたの?」

「ファンクラブサイトで募集かけたの」

「わたし、そんな通知来てませんよ?」

「まぁ、相葉くんはしなくても気づかなかったと思うけど一応にのと相葉くんには届かないようにしたの!」

「まぁ、なんつったって我らが松本潤がいますからね〜」

「はい!私が松本潤です!」


観客)イェーーーーーイイ!!



「では1つ目!


お互いのことをなんて読んでるんですか?


です。まーこれは俺たちもわかるけど笑
おふたりに答えてもらいましょうっ!」

「えっとー、僕はいっぱいありますよ?」
「いいから早く言いなさいよ」

観客)笑笑笑

「にの、ニノちゃん、かずう、かず、かずくん。ですね!」


「「「フーー〜」」」

「かずうと、かずは何か違うの?」

「ちょっと松潤!当たり前の事聞かないでよ!」

「へ?俺なんか変なこと言った?」

「そんなのないに、決まってんじゃん!」



観客)笑笑笑笑笑笑笑笑


「相葉くんは分かったよ、じゃあニノは?」

「私ですか?わたしはね。

相葉さん、相葉くん、相葉ちゃん、まーくん、
ですね。」

「でもニノちゃんは〜みんな知っての通り〜照れ屋なんで〜相葉さんが多いんだよね〜」

「そういうお前はどうなんだよっ!」

「へっ?」

「この場でかず〜っていえんのかよっ」

「いえるとも!」

「ふーんじゃ、言ってみろよ」

「でた、にのあいワールド全開笑笑」

「相葉ちゃん、かっこいい感じに言ってよ!」

「おしっしてやるよ!」


「では、本番まで3.2.1」



かず、おれが見えてんのはかずだけだ!




観客)笑笑笑笑笑笑

「へ?俺なんか変だった?」

「相葉くん、見えてんのじゃなくて見てるのはだよっ!笑」

「ひひひひ」

「ほらー、もう相葉くん智くんがつぼっちゃったじゃん」

「えー、ごめんて翔ちゃん笑」

「で、ニノちゃんはどうだった?」

「あほ!やっぱりあいばか。」
















まだ続きます😊
こんな話を読んでいただきありがとうございます!1個前の「番外編の番外編」で、リクエスト受け付けてるのでぜひお願いします🙇

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