大西side
大橋「大西流星さーーん!」
大西「ひぃっ!…、はぃ……、笑」
名前を呼ばれて、寝室に入ると
そこには白衣代わりの白いシャツを羽織った大橋くんがおった。
なんか…かっこいい……!
大橋「今日はどうされたんですか?」
大西「えっ…、ぁ…えっと……」
そっか、お医者さんごっこしたいって言ったのは俺やけど
どこが悪い設定にするか考えるの忘れてた…!
大橋「自覚症状は無し、と…では、体を全体的に調べてみましょうか?笑」
大西「え……!はぃ……、笑」
大橋「じゃあベッドに仰向けになってください。笑」
大西「仰向け…?」
大橋「あ、上は脱いでくださいね。笑」
大西「ぇ…!脱ぐのぉ…?///」
大橋「脱がないと検査できませんからねー。笑」
大西「ぅー……笑」
大橋くんなにするつもりなんやろ……///
でもちょっとわくわくする……、笑
大人しく上の服を脱いでベッドに横になると
大橋くんが近づいてきて覗き込んできた。
大橋「じゃあまず、熱があるかどうか調べましょう。」
大西「熱…?体温計…?」
大橋「これを使って、溶けるか確認しますね?笑」
大西「っ!?」
大橋くんの手には、氷が入ったグラス。
大橋くんはその氷を一つ取り出すと
俺の胸の上に置いた。
大西「ひぃっ…!!!!つ、つめた……!」
大橋「我慢してください?笑」
大西「あぅ……ぁ……///」
なんか変な感じ……!///
大橋「おぉ、溶けてきましたねぇ。笑」
大橋くんはその氷を摘むと、すーーっと滑らせて鎖骨をなぞってきた…!
大西「んぁぁ…!/// なぞんないでぇ……!///」
大橋「あれぇ?笑 りゅちぇもしかして鎖骨敏感?笑」
大西「ちがっ…///」
そう言いながら、大橋くんは氷をコロコロと体の上を滑らせてくる。
冷たい氷と、時折大橋くんの温かい手が体に触れておかしくなりそう…!///
大橋「体温は問題なさそうですね。笑 じゃあ次は……」
大西「つぎ…?///」
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大橋side
りゅちぇ、なんか今日は敏感やな。笑
こうやって素肌に触れるの、たまにはええよな…笑
大橋「今度は心臓の音を聞きますね?笑」
大西「心臓…?ひぃっ…!///」
聴診器とかではなく、りゅちぇの胸に直接耳を当ててみた。笑
トクン、トクン…とりゅちぇの鼓動が聞こえる。
大橋「……なんか速いですね?笑」
大西「っ!/// はやくないもん…!///」
はぁ、かわいい………
りゅちぇの体温。肌のやわらかさ。鼓動のリズム。
全部が“生きてる”って感じで……
りゅちぇのことが愛おしくてたまらなくなった。
ここ最近、心が疲れちゃってたりゅちぇ。
そんなりゅちぇに、俺がお医者さんとしてできることは……
大橋「大西さん、体は健康みたいですね。でも、処方箋を出しておきましょう。」
大西「処方箋…?」
大橋「“ぎゅー1時間。ちゅー100回。頭なでなでは無限。”……って書いておきますね?笑」
大西「……!///」
大橋「足りなくなったらまたいつでも追加しますよ。笑」
大西「……うれしい…///」
大橋「……笑」
りゅちぇの隣に俺も横になって、そっと抱きしめた。
ぎゅーのお薬。
りゅちぇはとろーんとした顔で抱きついてきた。
大橋「あ、りゅちぇ…?」
大西「ん…?」
大橋「……特効薬もありますけど、どうします?笑」
大西「…ぇ、、と…特効薬って…なに…?///」
大橋「快感に溺れて、なにもかも忘れられる時間を過ごす特効薬です。笑」
大西「…!/// ばかぁ…!///」
大橋「え、いらないん?笑」
大西「……………」
大橋「ん?笑」
大西「……、ほしい…///」
大橋「……笑」
りゅちぇと唇を重ねて……
久しぶりの熱い夜が始まった。













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。