第26話

今度こそは
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2026/01/11 04:07 更新
rk
こっちは避難終わりました!!
ルカさんがそう声を上げる

私の方も終わったため声をかけようとした
ht
こっちも終わ…
その時…かすかに…本当に小さい音が聞こえた
これは…子どもの泣き声…!
ルカさんは気づいてない…

火は勢いを増してる…
なら…
ht
ルカさん!!ちょっと行ってきます!!
私はノータイムで走り出す
rk
えっ!?ちょっ!まっ…
どんどん姿が小さくなっていく
ht
…すいませんルカさん
…!音がしなくなった、気を失ってしまったのだろうか…
ht
…早く見つけないと
走りながら人の影を探す


それをしている間にもどんどん火は大きくなっていく

私は必死に探した
ht
…どこにいるのか
色々思いながら探しても見つからない


隅、店の中どこを探しても見つからない


…しかもこの先は爆現地、火の勢いが一番強い


ここまで探していないってことは




…もしかしたら


最悪のケースが頭に浮かびながら捜索を続ける


中心部に向かって進んでいると、ついに…
ht
いた!!


そこには顔を青白くして横たわっている子供の姿が
ht
…まだ脈はある、重度の一酸化中毒にはなってないみたい
そう言って周りを見渡す


ここが爆発の中心部であることもあって
周りは火の海になっていた
ht
早く抜けないとまずいな
私は子供を担ぎ上げ走り始める
ここからさっきのところまでは遠くすごく離れている
道を見たところさっきより火が強く煙も出ている
ht
はあっ…はあっ…
そのせいか体力が削られるのが早く
すぐに息が上がってくる

それもお構いなしに突き進んでいく

ht
…?!ガクン
…しかし、体の限界が来たようだ
目標地点までまだ遠い…

これじゃ自分はいいとしても
子どもを助けることができない
ht
…まだ止まれない
 









フラフラとした足取りで立ち上がる
ht
踏み出せ…一歩を!!!


自分に喝を入れる言葉を言う


その時八幡宮の目の周りが青くモヤがかかる
ht
"limitbreak疾走"!!!
そう叫ぶと体が楽になる感じがした
ht
…絶対に助けてみせる
ht
(また"同じ"ことをしたくない)
これは誰の記憶だろうか


少し覗いてみた
???
ねえ、■■■
???
?どうしたの?
???
これからもずっと一緒だよ!!
???
もちろん!
私と■■は、恋仲だった

決して裕福じゃない環境でありながらも
楽しく過ごしていた


運命、それは時に牙を剥き、人に試練を与えてくる
???
え…
私は目の前で■■を奪われた
???
それからはずっとその場を動けなかった
動けるようになっても、取るのは最低限の食事だけ
その後はずっと彼を奪われた場所でたそがれる
そんなクソみたいな生活をしていた
私はふと考えた
???
…私が強ければ、自分より弱い人を守れたんじゃないか
???
…私がアイツラをやれていたら
こんなことにはならなかったのではないか
そう、考えるようになった
それから私は誓った
???
"自分より弱い人を置いてけぼりにはしない"
???
…お前
???
?!誰
声のもとに顔を向けると一人の少女が立っていた
軍服のような服を着て…
私よりも歳は若そう
その少女は口を開く
愚者
私は「愚者」
???
…本当の名前じゃないよね
愚者
もちろんだ
愚者
本当の名前はとっくに捨てた
少しの沈黙が流れる
すると、遅れて「愚者」が口を開く
愚者
…強くなりたいのか?
???
うん
私は即答する
そう言うと「愚者」はフッ…と笑い手を差し伸べてきた
愚者
鍛えてやる、ついてこい

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