第2話

あってはならない記憶
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2024/10/30 14:00 更新
医者
残念ながら…双子の片方は…
それって…どっちですか…?
医者
…男の子です
なんで、なんでなんでなんでッ!!
なんで女が生まれるのよ!男は!?
かっこいいのは、男子バレーよ!!
女なんてこの家にいらないわ!!






あんたなんか生まれてこなければよかったのに!!





(なまえ)
あなた
ッ……
またこの夢…
兄ちゃんが生まれてくるときの…私がおなかの中にいたときの。
兄ちゃんが死んだ場合の夢。
最近、多いな…
元々は兄の片割れとして生まれてくる予定だった私。
でも、母の妊娠中に亡くなった。
母はとても喜んだらしい。
でも、その翌年に生んだ子供が私。
母は怒り狂い、生まれてきた時から私には暴力を振るった。
父はそれに耐えきれなくなり、離婚。私は父に引き取られ、兄は母へ。
離婚してから母は、一度結婚したらしい。価値観があわず離婚したらしいけど。
小学校卒業までは別々で過ごし、父は、母に言い寄られ、再婚。
その後私は、強制的にバレーをやらされた
そして高校は稲荷崎。これは私が決めたことでもあるけど、ほとんどは母。
そして今に至るのだ。
前世、いや、双子として母のおなかにいた時の記憶は、あってはならない記憶。
だから私は、この記憶があることを誰にも話していない
(なまえ)
あなた
行ってきます、
母は返事しない
父は仕事
兄は部活
私はいつものように、一人で家を出た

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