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第1話

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2026/03/10 04:27 更新




夜更けの高専は、昼とはまるで
別の顔をしていた。
 
灯りの落ちた廊下、
開け放たれた窓から入り込む夜風。
 

虫の鳴き声

日常生活に伴う音









10/03 00:07

名前 : 五条 悟

夜遅くごめん、起きてる?
起きてたらなんだけど、
屋上に来て欲しい












































五条 悟
      遅、待ったんだけど     









急に呼び出した人が

何を言ってるんだ



とツッコミたかったが、

そんなムードでは無い





































五条 悟
     ちょっとさ…真面目な話     






五条君が、真面目に話す事は
今まで無かった事だ。






夜の空気が、
やけに冷たく感じる









五条 悟
… 俺さ、ずっと前から
あなたの下の名前の事が好き

あなた







私は驚いて、
何も口を動かさないまま



一方、五条君は、
こちらを向かないで
五条君の耳だけ、じんわり
と赤く染まっていた。









五条 悟
     ・・なんか言えよ      
こっちは気まずいんだよ










分かってる。
五条君に今すぐにでも
言いたい。

だけど、この言葉で
五条君が傷つくかもしれない。




彼は、勇気を出して想いを
伝えてくれた









あなた
     … ごめん。五条君     
あなた
     五条君の気持ちには
答えることが出来ない。


五条 悟
     … ん     
五条 悟
     ・・他に好きな人でも     
出来たのか?




あなた
     違うよ     
あなた
     もっと早く言っとけば、     
良かったよね。ごめん






あなた
     実は、私 …     
あなた
     レズビアンなの     









五条 悟
・・・マジ?






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