夜更けの高専は、昼とはまるで
別の顔をしていた。
灯りの落ちた廊下、
開け放たれた窓から入り込む夜風。
虫の鳴き声
日常生活に伴う音
10/03 00:07
名前 : 五条 悟
夜遅くごめん、起きてる?
起きてたらなんだけど、
屋上に来て欲しい
急に呼び出した人が
何を言ってるんだ
とツッコミたかったが、
そんなムードでは無い
五条君が、真面目に話す事は
今まで無かった事だ。
夜の空気が、
やけに冷たく感じる
私は驚いて、
何も口を動かさないまま
一方、五条君は、
こちらを向かないで
五条君の耳だけ、じんわり
と赤く染まっていた。
分かってる。
五条君に今すぐにでも
言いたい。
だけど、この言葉で
五条君が傷つくかもしれない。
彼は、勇気を出して想いを
伝えてくれた











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。