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ヴァイスシュピンネの糸

- ファンタジー
- オリジナル
- デイリーランキング最高 4 位(オリジナル)
- 星も見えない夜だった
天使、悪魔、妖精、龍、魔女、鬼などあらゆる種族が存在し、能力や魔法、などあらゆる力が存在する世界
において世界の最後の終着点...罪を犯した者や異端とし、世界から省かれた存在が堕ちた『ソコ』が存在した
生きたまま懺悔する事も、死による救済も何も無いままただ壊れ死んでいく虚無と白黒の世界...
誰にも届かぬ、誰も聞いてはくれぬ...何も成せぬまま、何も残せぬまま死んでいくのか……
悪いのは自分達なのか、それとも周りか、堕とした存在か...
いいや、そんなものじゃない...世界だ。世界そのものだ。世界が自分達を嫌うなら、己の手で世界を変えればいいのだ
己の感情を、欲を、あらゆる意思をもって、その叫びを外に響かせればいいのだ
『……そうだね。私もそう...だから、壊れておくれよ 私が...僕が誰だろうがもう構わない……どうか、どうか見ていてよ 消してご覧?どれだけやっても繋ぎ止めて見せるからさ……』
何も分からぬまま、誰かも知らぬただの紡ぐ存在 この無に染まること無く天を穿とうとしていた 彼は世界を拒絶し、その光から目を背けた
これ以上、堕ちる事も絶望する事もない…ただ朽ちていくだけだった存在達は純白のイトに集まった
今こそ紡げ、切られたモノを逃さぬように手繰り寄せろ
もう二度と誰にも奪わせないように、堕ちないように
まだ届く まだ切れてはいない…どれだけ遠く細くとも引きずり下ろすのだ
【第零章 紡ぎ手達の集いと天の俯瞰者】
チャプター
全14話
27,901文字
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