第22話

第18話
191
2026/01/13 14:59 更新
皆さんおはようございます。
こちらついさっき教室前に到着したあなたです。
突然ですが私は今とても重大な危機に直面しています。
mob
それで………が……でして…………
教室に、

入れません。
ちなみに遅刻して気まずいとかそういうわけじゃない。流石に1日1回迷ってちゃ話になんないし、昨日頑張って地図を頭に入れてきたばかりだ。
じゃあなんで教室に入れないのかって?

それはもちろん、
あなた
私…クラスに友達いなくね…?
私がぼっちだからである。
…いや勘違いしないでほしい、私が陰キャだからとかそういうのは関係ない。
というか私は陰キャじゃない(自称)。
私の入学式からこれまでを振り返ってみてほしい。
グルッペン
"特待生は強制で生徒会に入ってもらう。"
ショッピ
"システムハッキングしたからあなたはもう生徒会ですわ!"←ゴミ
"さあ私の代わりに仕事をしなさい!"←カス
…おわかりいただけただろうか?
そう、クラスメイトと一切関わっていないのである。

というわけで。
あなた
めっっちゃ気まずいんですけど???
なんか話盛り上がっちゃってるし。自己紹介すら聞けなかったし。お嬢様の話題振られたら詰むし。
どーすればいいんでしょうか。
あなた
(でも…このままだと遅刻だしなぁ…)
行くしかないッ…!
あなた
…オハヨウゴザイマース……
私が必死に絞り出した挨拶(?)が、教室中の視線を集める。
なんで私の席って教室の真ん中なの??
mob
おはようございます。
mob
あの…お二人はどちらに?
席に着くなり、一人のお嬢様が話しかけてきた。
お二人…トントンお嬢様とシャオロンお嬢様か。
あなた
生徒会業務ですわ。少々遅れるかもしれないとおっしゃっていました。
mob
…へぇ…そうなんですのね…
そう答えると、彼女は残念そうな表情に………ん?
mob
…いい機会だから言わせて頂きますけど。
mob
貴女、あのお二人に取り入るなんてどういうおつもりでして?
…なんか詰められてるんですが。
二人がまだ来ないとわかったからか、口調も強くなってるし。
あなた
取り入るだなんて、そんなこと…
mob
冗談は結構ですわ。どうせ権力にしか興味ないくせに。
mob
運良く生徒会に入れただけのくせに、調子に乗らないで!!!
あなた
………"運良く"?
mob
そうですわ!運だけで実力なんてないくせにっ…!
あなた
訂正してくださいまし。
mob
…は?
…流石に度がすぎる。
あなた
貴女はこの学園が努力もせず運だけの生徒を特待生にするとお思いで?
mob
…それは…ッ
あなた
私は努力もせずのうのうと生きてきたじゃわけじゃありません。それに…
一つ息を吸い、呼吸を整える。
あなた
私は運が良かったことなんて一度もありませんわ。
父さんが病気で死んだことも。
A校を受験できなかったことも。
生徒会に入らなくちゃいけなくなったことも。
あなた
"運"という言葉一つで片付けるのはやめてください。
あなた
私、その言葉嫌いですわ。
mob
………ッ…
教室に沈黙が落ちる。
さっきまで喋っていた人も皆黙ったまま。
シャオロン
…セーフですわぁ!
その時、遅刻寸前で二人が教室に駆け込んできた。
シャオロン
って…あなたお嬢様?どうかなさいましたの?
あなた
…別に何m
mob
なんでもないですわ!
mob
あなたお嬢様は勉強が得意と聞いたので。少し教えて頂こうと思って話していましたの。
身代わり早。
これはお嬢様だからなのか、コイツ特有の特殊能力なのか…
mob
すぐ予鈴が鳴るでしょうし、私はそろそろ失礼しますわ。
mob
あなたお嬢様、ありがとうございました。
あなた
いえ、気になさらないでください。
嫌いなクラスメイトができた。
珍しくシリアスっぽくなった(


毎回話切るの下手くそすぎて草

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