第14話

十二話
27
2023/04/06 10:12 更新
わたくしが目を覚ますと、ノエルがいた。5歳くらい成長した姿で。わたくしは、思わず首をかしげてしまった。
どうしてなのでしょうか?
そう思っていると、記憶がよみがえってきました。そうです!ルイーナの力を使って、そのまま、倒れてしまったのだわ。
ブラン・フォービア
ブラン・フォービア
ノエル・・・。っ!これは・・・。ごめんなさい。5歳もの時間を、奪ってしまったのですね。成長のみでも、それは、貴重な時間です。本当にごめんなさい
力を使った本人、ブランは成長にいち早く気づいた。
ノエル
ノエル
いいえ。そんなことありません、お姉さま。これは、お姉さまのせいではないのです。未知な領域である、ルイーナでしょう。神からの贈り物。そうともいわれているのです。だから、謝らないでください。
ノエルが寂しそうに言った。なぜ、そのように言うのか、わたくしには理解できないわ。ノエル。わたくしは、歳という時間を、奪ったのだから。
トリア
トリア
姫様。お目覚めになったのですね。よかったです
ウィリン
ウィリン
本当です!これは、いつものこと・・・。ではありませんが、心配はするのです!
トリアからは安心の言葉を、ウィリンからは、お叱りの言葉をいただきました。
・・・。本当に申し訳なかったと思ってはいますが・・・。少し不満です。二人に関しては。トリアは、完全に『後で叱りますからね』状態ではありませんか!
ブラン・フォービア
ブラン・フォービア
ありがとうね、二人とも。ー少なからず影響を受けていたでしょうに。
そう。ノエルが受けているのだから、歳、というものに限らず、二人は何かしら影響を受けているはずなのだ。
トリア
トリア
いいえ。大丈夫ですよ。ウィリンも、わたくしも。
ウィリン
ウィリン
はい!大丈夫です!ーもしかすると、ノエル様の原因は、ノエル様自身の力の影響も、あるのかもしれません。
よかった。これで、一安心ね。
ブラン・フォービア
ブラン・フォービア
ノエルは、10歳。わたくしは15歳になりました。このことは、国民に知らせなければいけません。なぜなら、急成長したわたくしたちを見た国民たちは、きっと混乱するでしょうから
そう。きっと混乱するであろう国民にどう説明するかだ。
ノエルが大人びた声で言った。
ノエル
ノエル
でも、どうやっていうのです?お姉さま。ルイーナのことは、『魔力』として隠しているではありませんか?
そうね、うーん。そうだわ。それがいい。ノエルが、『神からの贈り物』としてされているのがルイーナと言っていたのを思い出して。
ブラン・フォービア
ブラン・フォービア
そう。国を守るため、隠し事をせざるをえないことは、たくさんある。でも、それはあまりしてはならないこと。なぜなら、わたくしたちは正直に国民と心を合わせなければならないから
ーわたくしは、大罪を犯したといっても過言ではないの。それに、これからも罪を起こすわ。
こうしましょう?
今回は、寝ていた時に、神から『成長をしたほうが良い』と告げられ、どうしたらよいか聞いたら、『歳を5年、取らせる』と言われてこうなったことにしましょう。
といった。これは、神に押し付けてしまう、そんな言い方だった。
ノエル
ノエル
そんな・・・。お姉さま、そんなことをしたらっ

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